【うつ病は心の風邪】は間違い！！うつ病が治りにくい人の特徴

生活に役立つメンタルヘルスチャンネルが「うつ病が治りにくい人の７つの特徴」と題した動画を公開し、見解を示した。メンタルヘルスに精通した精神科医・カウンセラーが、鬱病について「心の風どころか深刻な慢性疾患です」と発言し、その再発率や慢性化のリスクについて警鐘を鳴らしている。
動画の中で、精神科医・カウンセラーは、鬱病は主に慢性疾患に分類されると説明。薬を飲めば一時的には落ち着くものの、多くの人は再発を繰り返し、長期間の治療や予防が必要とされる。「糖尿病や高血圧が生涯にわたって治療が必要であるのと似ています」と、その重要性を指摘しました。過去のキャンペーンで「鬱病は心の風」と誤解されたこともありますが、実際には「4人に1人は半年以内に再発し、5年間を見ると3人に2人が再発しています」と、データを用いて誤解を正しています。
さらに、鬱病が慢性化する人の特徴として「症状が重かった人」「不安症状やパニック発作がある人」「10代から20代前半に発症する人」「孤立している人」「発達障害やパーソナリティ障害がある人」「産後の鬱病」「飲酒の習慣がある人」の7つを挙げ、具体的な事例やデータを交えて解説しました。「再発を繰り返すたびに症状は重くなるので、薬を続けて予防を心がけましょう」と注意を促しています。
動画の締めくくりでは、「薬を何粒か飲むだけで予防ができるならば、得なことだと考えるべき」と薬の長期使用に抵抗を感じている視聴者に対して助言をし、自身の考えを柔軟にするよう促しました。今後の生活に役立てる情報を提供したメンタルヘルスチャンネルは、視聴に感謝を述べつつ、チャンネル登録と高評価を呼びかけて動画を結びました。