平野謙の台頭で出番激減も…藤波行雄氏は代打で力を発揮巧打の外野手として中日で活躍した藤波行雄氏はプロ5年目の1978年、初の開幕スタメンを勝ち取った。「1番・中堅」で4打数2安打1打点の好スタート。だが、レギュラー定着には至らなかった。その後は調子を落としては取り戻す“粘り腰”で現役生活をキープ。1987年に引退するまで、いろんなことがあった。5年目以降、中利夫氏、近藤貞雄氏、山内一弘氏、星野仙一氏に仕えた。