オーストラリアの航空最大手・カンタス航空が、2025年に世界最長の定期航空路線を開設する。シドニーと英ロンドンを結ぶ直行便で、20時間をノンストップで飛び続ける。このような超長距離フライトはなぜ可能になったのか。航空ジャーナリストの北島幸司さんは「最新機に搭載されたロールス・ロイス製の高性能エンジンのおかげだが、理由はそれだけではない」という――。写真提供=カンタス航空パース―ロンドン便を飛ぶボーイング