後継者難倒産は、2022年において476件(前年466件、2.1%増)発生し、年間で過去最多を更新した。2022年の後継者不在率が60%を下回り過去最低を更新するなかで、事業承継がうまくいかない中小企業が増加している。特に、「代表者の病気・死亡」が直接的な原因となった倒産は後継者難倒産全体の半数を占め、前年に引き続き高止まりの傾向が続いている。