井端弘和「イバらの道の野球論」(7)5年ぶりのリーグ優勝を目指す巨人にとって、前半戦はこれ以上ない結果だった。交流戦も勝ち越して17もの貯金を作り首位を独走。早期にマジック点灯もあると思われていたが……。オールスター明けに急失速し、反対に調子を上げてきたDeNA、広島と首位を争う形になった。巨人で通算13シーズン目の指揮を執る原辰徳監督は、積極的に起用する選手を入れ替えるなど状況の打開を図っている。主