つなぎの野球で大量得点

杉本 三塁手(逗子開成)

 逗子開成は初回、ヒットと相手のエラーで一気に5点を奪取すると、続く2回表にも3点を奪い、逗子の先発・宮本を攻め立てる。

 また試合序盤の大量リードで試合を優位に進める逗子開成は、守備面でも人工芝特有の強いゴロを難なく捌く好守で着実にアウトカウントを積み重ねていく。

 対する逗子は3回以降、先発・宮本と二番手・内海が粘りの投球を見せるもの5回表に3点を追加され勝負あり。打線も逗子開成の先発・原田の前に沈黙。試合はそのまま、5回コールドで逗子開成が勝利をおさめた。

 逗子開成打線は長打はないものの、つなぎの野球で11得点。今後に期待を持たせるゲームとなった。

(文=高校野球ドットコム編集部)