KAT-TUN新曲とドラマ「セカンド・ラブ」最終回直前でおさらい
KAT-TUNの24枚目となるNEWシングル『KISS KISS KISS』が発売され、オリコン初登場1位を獲得! デビューから24作連続の首位記録を更新した。
この曲はメンバーの亀梨和也が出演するドラマ『セカンド・ラブ』(テレビ朝日系/金曜夜11時15分放送)の主題歌としても起用されている。
KAT-TUNの曲といえば、ロックをイメージする人もまだ多いかもしれないが、今回はラテンのリズムを取り入れた歌謡曲。メンバーの中丸雄一も「昔からいつかトライしてみたい曲だった」とコメント。これまでのラップやボイパが入る複雑な曲とは違って、昭和な雰囲気が漂うのにオシャレという、ファンにとっても新鮮な曲だ。曲調が変わっても1位を獲得するとは、どれだけ愛されているんだKAT-TUN!
「夜メロ」というスキャンダラスなドラマの主題歌だけに、映像もアダルトな世界観を外さずエロさが漂う。初回限定盤1には、『KISS KISS KISS』のミュージックビデオとメイキングを収録したDVDが付属。これまでのメイキングは、4人揃ってふざけ合う姿が定番だったが、今回はそこら中にエロが散らばっていて油断ならない。
女性の白いキャミソールがひらりと落ちると音楽がスタート。紫やピンクの照明が映える黒を基調にした部屋で、黒い衣装を着たメンバーたちが踊る。「ヌメッとしたイメージで」というオーダーを受けた亀梨は、“シャワー浴びました”感たっぷりの洗いざらしのヘアスタイル。触れただけの白い脚立も女性の体にみえるほど官能的な振付だ。
メイキングではメンバーがリレー形式で無茶ぶりなお題を出しあった。それでもなんだかんだ言いながら答えるKAT-TUN。亀梨は自分の指一本ずつにキスをしたり、究極のかわいいポーズを披露したりと、野球のレポーターとはまるで別人の顔が見られる。クールなイメージが強い上田竜也も、カメラに手をかけて「チューさせて?」とキメた。これを見れば巷の壁ドンが色褪せて見えてしまうくらい。
田口淳之介は「穴は危険ですね」というように、映像のキーワードは穴。壁に開いた大きな穴が、男女の関係を伺わせる。歌詞にも“君の中の僕が叫ぶ君と生きたい”って、漢字を見なきゃ誤解する……。
これまで沢山の恋愛ソングを歌ってきたけれど、今回ほど女性の痕跡を感じる映像は初めてかも。生々しさを出してもファンがしっかり受けとめる、アラサーアイドルならではの作品だと感じた。
■ドラマ『セカンド・ラブ』がいよいよ最終回。気になるラストは?
さて、ドラマの方はというと、目まぐるしい変化が続いている。亀梨扮する平慶は、ロンドンのダンスカンパニーの日本公演に通訳を頼まれた。ダンサー採用ではない屈辱を味わうが、自分の限界を知ることで未練に蹴りをつけた。
公演直前にケガを負った主役の代役という話もあったが、振り付けでサポートする道を選択。しかしこれが好評で一躍、人気振り付け師となる。初ギャラで結唯(深田恭子)にドンペリをプレゼントしたところまでは微笑ましかったが、多忙になるにつれてすれ違う二人。海外から戻った慶は、結唯に嘘の連絡を入れて、自宅にも帰らなかった。忙しいとはいえ、ちょっと酷い……。
一方の結唯は、学校で高柳先生(生瀬勝久)との不倫疑惑が浮上。高柳家は崩壊してしまった。終わったはずの不倫が明るみになって、バタバタと環境が崩れて行く。悪いことはするもんじゃない……。
その上、母を置いて実家を飛び出したが、慶との将来はみえないまま。そっけない態度に不安を募らせた結唯は「抱いて」と自ら迫り、結婚願望をぶつけてしまう。結婚適齢期だもの、気持ちは分かる! でも女の面倒くささや重荷になる様子はかっこいいものでない。
「結唯は本当に女神だったね。結唯と出会ってなかったらさ、通訳の仕事も受けてなかっただろうし、道も開けてなかった。みんな結唯と出会ったことから始まったんだよ」と、絶望の淵から這い上がった慶に対して、自信を失って空回りしていく結唯。
そんな女心にかまうことなく突っ走る慶は、一年にも及ぶカンパニーのワールドツアーに帯同することを決めた。結唯にもついて来て欲しいと、精一杯のプロポーズをするが……。慶の人生をかけた挑戦、プロポーズに、結唯はどんな答えを出すのか。夜メロならではの情熱的なラストを期待!
(柚月裕実)
この曲はメンバーの亀梨和也が出演するドラマ『セカンド・ラブ』(テレビ朝日系/金曜夜11時15分放送)の主題歌としても起用されている。
KAT-TUNの曲といえば、ロックをイメージする人もまだ多いかもしれないが、今回はラテンのリズムを取り入れた歌謡曲。メンバーの中丸雄一も「昔からいつかトライしてみたい曲だった」とコメント。これまでのラップやボイパが入る複雑な曲とは違って、昭和な雰囲気が漂うのにオシャレという、ファンにとっても新鮮な曲だ。曲調が変わっても1位を獲得するとは、どれだけ愛されているんだKAT-TUN!
女性の白いキャミソールがひらりと落ちると音楽がスタート。紫やピンクの照明が映える黒を基調にした部屋で、黒い衣装を着たメンバーたちが踊る。「ヌメッとしたイメージで」というオーダーを受けた亀梨は、“シャワー浴びました”感たっぷりの洗いざらしのヘアスタイル。触れただけの白い脚立も女性の体にみえるほど官能的な振付だ。
メイキングではメンバーがリレー形式で無茶ぶりなお題を出しあった。それでもなんだかんだ言いながら答えるKAT-TUN。亀梨は自分の指一本ずつにキスをしたり、究極のかわいいポーズを披露したりと、野球のレポーターとはまるで別人の顔が見られる。クールなイメージが強い上田竜也も、カメラに手をかけて「チューさせて?」とキメた。これを見れば巷の壁ドンが色褪せて見えてしまうくらい。
田口淳之介は「穴は危険ですね」というように、映像のキーワードは穴。壁に開いた大きな穴が、男女の関係を伺わせる。歌詞にも“君の中の僕が叫ぶ君と生きたい”って、漢字を見なきゃ誤解する……。
これまで沢山の恋愛ソングを歌ってきたけれど、今回ほど女性の痕跡を感じる映像は初めてかも。生々しさを出してもファンがしっかり受けとめる、アラサーアイドルならではの作品だと感じた。
■ドラマ『セカンド・ラブ』がいよいよ最終回。気になるラストは?
さて、ドラマの方はというと、目まぐるしい変化が続いている。亀梨扮する平慶は、ロンドンのダンスカンパニーの日本公演に通訳を頼まれた。ダンサー採用ではない屈辱を味わうが、自分の限界を知ることで未練に蹴りをつけた。
公演直前にケガを負った主役の代役という話もあったが、振り付けでサポートする道を選択。しかしこれが好評で一躍、人気振り付け師となる。初ギャラで結唯(深田恭子)にドンペリをプレゼントしたところまでは微笑ましかったが、多忙になるにつれてすれ違う二人。海外から戻った慶は、結唯に嘘の連絡を入れて、自宅にも帰らなかった。忙しいとはいえ、ちょっと酷い……。
一方の結唯は、学校で高柳先生(生瀬勝久)との不倫疑惑が浮上。高柳家は崩壊してしまった。終わったはずの不倫が明るみになって、バタバタと環境が崩れて行く。悪いことはするもんじゃない……。
その上、母を置いて実家を飛び出したが、慶との将来はみえないまま。そっけない態度に不安を募らせた結唯は「抱いて」と自ら迫り、結婚願望をぶつけてしまう。結婚適齢期だもの、気持ちは分かる! でも女の面倒くささや重荷になる様子はかっこいいものでない。
「結唯は本当に女神だったね。結唯と出会ってなかったらさ、通訳の仕事も受けてなかっただろうし、道も開けてなかった。みんな結唯と出会ったことから始まったんだよ」と、絶望の淵から這い上がった慶に対して、自信を失って空回りしていく結唯。
そんな女心にかまうことなく突っ走る慶は、一年にも及ぶカンパニーのワールドツアーに帯同することを決めた。結唯にもついて来て欲しいと、精一杯のプロポーズをするが……。慶の人生をかけた挑戦、プロポーズに、結唯はどんな答えを出すのか。夜メロならではの情熱的なラストを期待!
(柚月裕実)