これイーゼルか額縁必須ですね。

写真拡大 (全4枚)

タカラトミーアーツから、慌てふためいたメールが届きました。

「先ほどメールにてご案内させていただいた(注・ほんとにちょっと前にリリースがきたばっかりでした)『キャンバスARTS  艦隊これくしょん -艦これ-妙高型四姉妹 暁の水平線』ですが、お陰さまで予約開始の13:00からわずか2時間半で予定数の300が完売いたしました!」
「お買い求めいただけないお客さまには大変申し訳ありませんが、あまりのスピードに広報もうろたえております」

嬉しい悲鳴というより、本当に悲鳴でした。

ん? はや……いのか? 
お値段8,640円(税込/送料・手数料別途)。
高い!
これが一瞬で完売するのは、確かにはやい。

『キャンバスARTS』とは、絵画用キャンバス生地に、高精細な複製印刷したもの。
油絵のように木枠に貼られています。

広報がうろたえている、ということは「さすがに高額商品300はそうそう売り切れんだろう」と思っていたのでしょう。
同じような商品は以前にも「魔法少女まどか☆マギカ」でも出ていました。
特に「悪魔ほむら」は人気商品。値段は同じく8,000円くらい。

まあ、ほむらは人気あるから百歩譲って、わかる。
今回の妙高型は、ぼくもイチオシな姉妹艦。
とはいえ島風や金剛型の方が人気なんじゃない? 
ちょっと渋いとこついてるよ。
「よいもの」だと判断されたから、売れるのです。

そもそもこの絵を買う場合、「値段」もさることながら「置く場所」がないと買えない。
となると買えるのは、ある程度生活に余裕を持っている層、20代後半以降でしょう。

今回の完売の話は、今後のオタク系グッズの売り方の指針の一つ。
近年ではフィギュアも、「安くてすぐ手に入る可動フィギュア」と「ハイクオリティで高いもの」が売れる傾向にあります。
「艦これ」だとグッドスマイルカンパニーの島風のフィギュアやマックスファクトリーの金剛のフィギュアが14,800円。
「シンデレラガールズ」のファット・カンパニーの神崎蘭子 アニバーサリープリンセスVer. は15,800円。
それでもしっかり売れる。出来がいいから。
(たまごまご)