「Go!プリンセスプリキュア」の3人。左から山村、嶋村、浅野。

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プリキュアの春がやってくる! 2月1日からはプリキュアの新シリーズ「Go!プリンセスプリキュア」がスタート、3月14日には歌とダンスをパワーアップしたオールスターズ映画「映画プリキュアオールスターズ 春のカーニバル♪」が公開される。
1月29日にTV・映画合同会見が行われた。

「Go!プリンセスプリキュア」のテーマは「プリンセス」。王子様と出会い、お姫様になる夢を抱いてノーブル学園にやってきた中学1年生の女の子・春野はるかが、プリキュアに変身して仲間とともに戦うというストーリーだ。
朝日放送の土肥繁葉樹プロデューサーはこう語る。
「キャラクター、衣装、場面、音楽に至るまで、すべてがキラキラした作品になっています。でもキラキラしているのは見た目だけじゃない。夢を追いかける主人公たちが生きていく姿、成長していくさま、そのものが一番輝いています!」

「プリンセスプリキュア」のメインの声優陣が登場。嶋村侑(キュアフローラ/春野はるか役)、浅野真澄(キュアマーメイド/海藤みなみ役)、山村響(キュアトゥインクル/天ノ川きらら役)の3人は、お姫様のようなドレスを着ている(めっちゃキレイ!)。

「咲き誇る花のプリンセス! キュアフローラ!」
「澄み渡る海のプリンセス! キュアマーメイド!」
「きらめく星のプリンセス! キュアトゥインクル!」
真・善・美って感じだ……。ちなみに挨拶はみんな「ごきげんよう」。

「プリンセス」という夢を持つ明るい女の子はるか。みんなに憧れられていて周りの期待に応えようとするみなみ。モデルとして人気を集めるまっすぐなきらら。演じる3人は、まだ(プリキュアとしては)初々しい。
嶋村「プリキュアに決まった時、一瞬わけがわからなくて。顔合わせのときまで『人違いじゃないかな』と思ってました」
浅野「自分の声優人生で、こんなにいろんな人に『おめでとう』って言われたことがないくらい、いろんな人にたくさん祝福してもらえた。素晴らしい作品に決まったんだなと時間をかけて実感しました」
山村「女の子の憧れがつまった作品。私自身小さいころから『お姫様』に憧れていたので、この作品に出演できてすごく幸せです」

先日最終回を迎えた「ハピネスチャージプリキュア!」のメインキャストも登壇。中島愛(キュアラブリー役)、潘めぐみ(キュアプリンセス役)、北川里奈(キュアハニー役)の3人もドレスアップしている。
中島「楽しい時間ってあっという間。終わって切ない気持ちもすごくあります。でもひとつ集大成を『ハピネスチャージ』が迎えられたという、こみあげてくる嬉しさもあります。いろんな気持ちがまざりあっています」

先輩プリキュアと新人プリキュアの出会いの場でもある春の映画。「映画プリキュアオールスターズ 春のカーニバル♪」では、とうとうプリキュアが40人になった。
応援隊長&ゲスト声優はオリエンタルラジオの中田敦彦と藤森慎吾の2人。「プリンセス」にちなんで「お笑い界のプリンス」と煽られる。「どなたが原稿書いたのかな? 言われたことないですけど」と絶妙な表情をする中田。「プリキュアのみなさん、めちゃめちゃかわうぃ〜ね!」とチャラ男キャラに忠実に行動する藤森。
中田「(劇場版のアフレコを終えて)女子校に紛れ込んだ男2人って感じでした」
藤森「もうたまんないですね!」
実写ダンスもやったそうです(ちなみに振付は真島茂樹)。

取材陣から「理想のプリンス像は?」という質問が投げかけられる。
嶋村「白いタイツを履いて、白馬に乗っている王子様ですね!」
中田「いないでしょ、そんな人! 内面的には?」
嶋村「やさしさ……?」
浅野「多少のことに動じない人ですかね」
山村「尊敬できる、信頼できる人。チャラいと、ちょっと……」
藤森「チャラいとダメなんですかね?」
山村「あ〜〜〜、う〜〜〜ん……そう……大丈夫です!」
藤森「気を遣わせてしまった……」

ちなみにオリラジの2人の理想のプリンセス像は?
藤森「わかりやすくお姫様っぽい子が好きですね。ワガママだったり世話焼けるんだけど、そこがカワイイ、みたいなね!」
中田「へえ〜、そういう子なんですね」
かねてから報道されている藤森の熱愛ネタを積極的にいじっていく中田。
中田「ジャンヌ・ダルク的な強いプリンセスが好きですね。品があって強い!」
藤森「奥さんそういうタイプ?」
中田「奥さんは僕にとってのジャンヌ・ダルクです。僕を導いてくれた英雄、それが妻です!」
藤森「ごめんなさい、でもそれはニュースの見出しにはなりません!」
中田「えええ〜、わたくしの好感度は!?」
上がらず。

「ハピネスチャージ」の3人は、「プリンス」というと1人の男の子を連想してしまうのだそう。

北川「相楽誠司くん……。相手のことをすごく思いやって、自分の気持ちをグッと押し付けるだけじゃなくて、相手の気持ちを一番に考えている男の子です」
中島「押すだけじゃなくて、相手を気遣ってくれるキャラクター」
潘「3人共通の!」
中島「そう、私たちにとってのプリンスです!」
とてもよくわかる。外見的にはプリンス然としているが、こういうところでブルーの名前が絶対に挙がらないのもよくわかる!

「Go!プリンセスプリキュア」は柴田宏明プロデューサー、「映画プリキュアオールスターズ 春のカーニバル♪」はボグダンプロデューサーがそれぞれ担当。そしてアドバイザー的な立場で、初代〜「5」のプロデューサー鷲尾天が参加している(おかえりなさい!)。
キラキラした1年が、また新しく始まります!

(青柳美帆子)