本格始動「日本翻訳大賞」読者推薦締め切り間近
「日本翻訳大賞」の候補作の読者推薦の締め切りが迫っている。1月31日(日) 23:59まで!
ぜひ、「推薦フォーム」から推薦してください。
2014年1月1日から12月末までに発行された日本語の翻訳書(再刊、復刊、選考委員の訳書は除く)ならなんでもOK。
推薦コメントと共に推薦本をオススメしてください。
推薦作とコメントは「日本翻訳大賞」サイトに掲載中(コメント掲載不可もできるので気軽に推薦してください)。
「日本翻訳大賞」審査の流れは以下のとおり。
読者推薦から上位10冊を選出。
これに5名の選考委員が1冊ずつ推薦した本(計5冊)を加え、
合計15冊が2次選考へ進みます。
2次選考では、選ばれた15冊を、
選考委員が原文とつきあわせて吟味のうえ投票。5冊にしぼる。
そして最終選考は、5作品を全員で討議のうえ大賞を決定します。
「日本翻訳大賞」は、翻訳家の西崎憲さんが発起人。
そもそもの発端は、西崎憲さんのツイート。
“ついでに言うと、翻訳賞はぜったい必要なように思う。翻訳小説や翻訳ノンフィクションの振興にもめちゃくちゃ貢献するはず。賞金5万円、式典は可能なかぎり小規模といった感じでいいので誰かやって欲しい。翻訳賞がないのはおかしいしまずい。”
そこにゲームデザイナーの米光が「やりましょうやりましょう」的な気軽なツイートをしてしまい動きはじめてしまう。
手弁当でもやろうという流れだったが、実現に向けてあれこれ動いていると、そうもいかない。
しっかりやるためには、どう考えても多少の資金は必要だ。
どうしよう。どこかスポンサーを探すのもたいへんだし、何より、やりたいようにできなくなるかもしれない。
「一年間で日本語に翻訳された翻訳書の中から、すばらしいものを選ぶ」というシンプルな仕組みを、おかしなノイズなしでやる。
そのためには自分たちで自立して動くしかない。
そこで、「クラウドファンディング」で運営費用を集めることにした。
クラウドファンディングというのは、インターネットを通じて支援者を募り、資金を調達する方法だ。
正直なところスタートするまでは不安だった。
選考委員は豪華なメンバーになった。でも、翻訳書の賞、地味だ。
目標額をぎりぎり運営できる金額、70万円にした。
集まるだろうか。告知して大勢に知ってもらうために何をすればいいだろうか。
期間はなるべく長くとろう。4ヶ月だ。4ヶ月あれば、その間に、どうにかがんばれるだろう。
と思ってスタートしたら、驚くことに初日で目標額達成。
あれよあれよという間に目標額の3倍以上250万円を突破した。
予定を前倒しにして、ファンディング募集をしめきった。
日本翻訳大賞、ここからが本格スタートである。
まずは、読者推薦の10冊が選ばれる。
ぜひ、ぜひ、「推薦フォーム」から推薦してください。
(米光一成)
ぜひ、「推薦フォーム」から推薦してください。
2014年1月1日から12月末までに発行された日本語の翻訳書(再刊、復刊、選考委員の訳書は除く)ならなんでもOK。
推薦コメントと共に推薦本をオススメしてください。
推薦作とコメントは「日本翻訳大賞」サイトに掲載中(コメント掲載不可もできるので気軽に推薦してください)。
読者推薦から上位10冊を選出。
これに5名の選考委員が1冊ずつ推薦した本(計5冊)を加え、
合計15冊が2次選考へ進みます。
2次選考では、選ばれた15冊を、
選考委員が原文とつきあわせて吟味のうえ投票。5冊にしぼる。
そして最終選考は、5作品を全員で討議のうえ大賞を決定します。
「日本翻訳大賞」は、翻訳家の西崎憲さんが発起人。
そもそもの発端は、西崎憲さんのツイート。
“ついでに言うと、翻訳賞はぜったい必要なように思う。翻訳小説や翻訳ノンフィクションの振興にもめちゃくちゃ貢献するはず。賞金5万円、式典は可能なかぎり小規模といった感じでいいので誰かやって欲しい。翻訳賞がないのはおかしいしまずい。”
そこにゲームデザイナーの米光が「やりましょうやりましょう」的な気軽なツイートをしてしまい動きはじめてしまう。
手弁当でもやろうという流れだったが、実現に向けてあれこれ動いていると、そうもいかない。
しっかりやるためには、どう考えても多少の資金は必要だ。
どうしよう。どこかスポンサーを探すのもたいへんだし、何より、やりたいようにできなくなるかもしれない。
「一年間で日本語に翻訳された翻訳書の中から、すばらしいものを選ぶ」というシンプルな仕組みを、おかしなノイズなしでやる。
そのためには自分たちで自立して動くしかない。
そこで、「クラウドファンディング」で運営費用を集めることにした。
クラウドファンディングというのは、インターネットを通じて支援者を募り、資金を調達する方法だ。
正直なところスタートするまでは不安だった。
選考委員は豪華なメンバーになった。でも、翻訳書の賞、地味だ。
目標額をぎりぎり運営できる金額、70万円にした。
集まるだろうか。告知して大勢に知ってもらうために何をすればいいだろうか。
期間はなるべく長くとろう。4ヶ月だ。4ヶ月あれば、その間に、どうにかがんばれるだろう。
と思ってスタートしたら、驚くことに初日で目標額達成。
あれよあれよという間に目標額の3倍以上250万円を突破した。
予定を前倒しにして、ファンディング募集をしめきった。
日本翻訳大賞、ここからが本格スタートである。
まずは、読者推薦の10冊が選ばれる。
ぜひ、ぜひ、「推薦フォーム」から推薦してください。
(米光一成)