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日本オラクルは7月9日、公益業界向けのアナリティクス製品最新版「Oracle Utilities Analytics 2.5」の提供を開始すると発表した。

同製品は、事前に分析項目、表示グラフやレイアウトのひな型が設定された分析用のダッシュボードを提供し、電力・ガスなどの公益企業による安定的かつ効果的な顧客へのサービス提供を支援する。

今回、追加された分析ダッシュボード「事象分析ダッシュボード」「スマートグリッド端末稼働状況分析ダッシュボード」「料金の請求回収分析ダッシュボード」では、自然災害への対応を迅速かつ効果的に行い、またスマートグリッド上での端末管理業務を効率化し、顧客対応業務の品質向上を実現する。

「事象分析ダッシュボード」は大規模な自然災害など、供給網に影響のある事象が起こった場合、電力の供給状況、復旧にかかる時間や顧客対応に関する情報を正確に分析し、可視化する。

「スマートグリッド端末稼働状況分析ダッシュボード」はスマートメーター装置やスイッチ制御装置などのスマートグリッド上のあらゆる端末を追跡して稼働状況を把握することでスマートグリッド上での資産を効率的に管理し、ROIの最大化を支援する。

「料金の請求回収分析ダッシュボード」は請求、支払いプラン、支払い調整や料金回収などの状況を分析することで回収率などを適確に把握する。