【米国発!Breaking News】58歳の代理母。習慣性流産に苦しむ32歳の娘の代わりに“孫”を出産へ。(ユタ州)
このところアメリカでは、娘の母親が赤ちゃんを産むという代理母の決断が増えている。2012年にはメイン州の49歳の女性が孫となる男児を出産して話題になったが、昨年はアイオワ州在住の53歳の女性がやはり孫となる双子の女児を出産。そしてこのたびはユタ州で…。
大きなお腹で幸せそうな笑みをたたえている写真の女性は、米ユタ州在住のジュリア・ナヴァロさん(58)。2月上旬に女の赤ちゃんを出産する予定だ。しかし誕生するのはわが子ではなく“初孫”。32歳の娘、ロレーナ・マッキノンさん(写真・右)が不育症(習慣性流産)の問題を抱えて3年間苦しみ、代理母出産を決意するも引き受けてくれる女性が見つからない様子に、思わずその役を買って出たというのだ。
実の親子といえども代理母出産の契約はその形式に則って交わされ、マッキノン夫妻にも3か月にわたるカウンセリングを義務付けられた。医師はうまく行く可能性は45%と見ていたが、体外受精から着床までのプロセスは見事に成功。使用された精子はロレーナさんの夫、ミカさんのものであるが、ジュリアさんはすでに閉経しているため3か月前からホルモン注射を受け、母体としての環境を整える必要があったという。
「もう十数回も流産を経験しているの。私の胎内だと赤ちゃんは10週までしか育ってくれなくて。母には本当に感謝しているわ」とロレーナさんは『Salt Lake Tribune』紙に語っている。アメリカで代理母出産を依頼すると一般的に6万ドル(約625万円)ほどの費用がかかるというが、ジュリアさんのおかげでマッキノン夫妻の負担はその約半分で済んだ。「家族なんだもの、お互いに助け合わなければ」と話すジュリアさんであった。
※ 画像はcbc.caのスクリーンショット。
(TechinsightJapan編集部 Joy横手)
大きなお腹で幸せそうな笑みをたたえている写真の女性は、米ユタ州在住のジュリア・ナヴァロさん(58)。2月上旬に女の赤ちゃんを出産する予定だ。しかし誕生するのはわが子ではなく“初孫”。32歳の娘、ロレーナ・マッキノンさん(写真・右)が不育症(習慣性流産)の問題を抱えて3年間苦しみ、代理母出産を決意するも引き受けてくれる女性が見つからない様子に、思わずその役を買って出たというのだ。
「もう十数回も流産を経験しているの。私の胎内だと赤ちゃんは10週までしか育ってくれなくて。母には本当に感謝しているわ」とロレーナさんは『Salt Lake Tribune』紙に語っている。アメリカで代理母出産を依頼すると一般的に6万ドル(約625万円)ほどの費用がかかるというが、ジュリアさんのおかげでマッキノン夫妻の負担はその約半分で済んだ。「家族なんだもの、お互いに助け合わなければ」と話すジュリアさんであった。
※ 画像はcbc.caのスクリーンショット。
(TechinsightJapan編集部 Joy横手)