NPO法人の「日本の言論NPO」は、中国日報社と共同で日中両国民を対象とした世論調査を実施し、その結果を2012年6月20日に発表した。

それによれば日本人の「中国に対する印象」は悪化し、中国に「良くない印象」を持っている日本人と、「どちらかといえば良くない印象」の合計が、昨年の78.3%に対し84.3%に増加した。「良い印象」「どちらかといえば良い印象」の合計も昨年の20.8%に対し15.6%と下回った。

一方、中国人の日本人に対する「良くない印象」は、昨年の65.9%に対し今年は64.5%。「良い印象」は昨年の28.6%から今年は31.8%とやや回復した。

この調査は05年から行われていて、今年は4月から5月にかけ日本は18歳以上の男女1500人、中国は北京、上海、成都、瀋陽、西安の5都市の市民で18歳以上の男女1627人を対象に行った。