思考を一千倍に《加速》するプログラムとは? 仮想世界の青春バトルアニメ『アクセル・ワールド』が4月より放送開始

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『機動戦士ガンダム』『コードギアス』シリーズなどの大ヒット作を生み出したサンライズの手がける、アニメ『アクセル・ワールド』の放送が4月よりスタートする。仮想世界での謎の対戦格闘ゲームに巻き込まれていく子どもたちの恋愛やバトルを描いた次世代の青春エンターテインメントだ。

黒雪姫
舞台は、生活の多くが“ニューロリンカー”という携帯通信端末を用いた仮想ネットワーク上で行われるようになった近未来。主人公のハルユキは勉強も運動もダメダメないじめられっ子で、ネット上でもクラスのいじめっ子にアバターを取り上げられ、むりやり押しつけられたピンクのブタのアバターを使用している。

そんなハルユキに、校内一有名な上級生・黒雪姫から告げられた謎の言葉。

「もっと先へ……《加速》したくはないか、少年」 

思考を一千倍に加速する《ブレイン・バースト》というプログラムを託され、《加速世界》へと誘われたハルユキは、地の底から自分を救い上げてくれた黒雪姫の“騎士”として戦うことを決意する――というストーリー。

主人公のハルユキ
デュエルアバター“シルバー・クロウ”
原作は第15回電撃小説大賞の大賞を受賞した川原礫さんの同名小説で、“デュエルアバター”と呼ばれる対戦用アバターで繰り広げられる迫力のアクションシーンは必見だ。

ハルユキの“ニューロリンカー
ニューロリンカー:
延髄部に装着される量子接続の通信携帯端末。脳細胞と量子レベルでアクセスすることで、脳に負担をかけずに様々な情報処理を行うことが可能。ネットワークに接続することで、映像や音声など、あらゆる五感をサポートできる。

『アクセル・ワールド』で描かれる近未来の世界は、携帯通信端末によってネット上で他人とコミュニケーションをとったり、その世界で登場人物たちが自作のアバターを使用していたりと、インターネットやガジェットが広く普及した現代と絶妙にリンクしている。脳に直接働きかけて情報処理を行う“ニューロリンカー”など、ガジェットの未来を予見する作品としても注目してもらいたい。

アクセル・ワールド
4月6日より始まるTOKYO MXなどでのテレビ放送のほか、『ニコニコ動画』や『バンダイチャンネル』などのインターネット配信も予定されている。詳しい放送スケジュールは公式サイトをチェック。

『アクセル・ワールド』公式サイトhttp://accel-world.net 

(C)川原 礫/アスキー・メディアワークス/AW Project