EXILIMZ3000_3



スマートフォンのタッチパネル感覚で直感的に素早く操作できるコンパクトデジタルカメラが、6月17日にカシオから新発売となる。価格はオープンで、店頭予想価格は3万円前後の見込み。本体色はクールな色みで、シルバー、レッド、ピンク、ブラウンの四色展開だ。■最速0.14秒オートフォーカスで撮りたい瞬間を逃さない!
2010年9月の初値2万7000円から、最近では1万円台前半で買えるようになった、息の長い「売上ナンバーワン」、このブログでもすっかりおなじみのEXILIM EX-Z2300は、ウッカリ触ってしまうとユーザーの想定外の動作をカメラがする、という状態を避けたい人たちに今も不動の人気を誇っている。

そのEX-2300と同じ価格帯で、カシオを国内発売モデルとして初めてタッチパネルを装備してデビューするのが本日紹介するEX-Z3000だ。被写体にカメラを向け、液晶に映った被写体に触れるだけでオートフォーカスしてくれる。そのため撮りたい瞬間を捉えるのが格段に素早く、直感的に行える。その速さは撮影条件により異なるが、カシオの実験では最速0.14秒をマークした。携帯電話やスマートフォンのタッチパネルに慣れているユーザーにとって、実に快適な操作性といえよう。

高性能に進化したため、EX-Z2300では580枚分持つバッテリーが、EX-Z3000では560枚分になったが、画素数は1410万画素から1610万画素へ、光学ズーム5倍から8倍へとパワーアップ。もちろん、シーンに合わせて自動補整してくれる「プレミアムオート」機能も受け継いでいる。タッチパネル採用によりそれぞれ違うユーザーを惹きつける、まったく性格の違う兄弟のようなEX-Z2300とEX-Z3000、今後さまざまな売上チャートでどのように人気を分かち合っていくのか目が離せない。

■スペック
機種名: EX-Z3000
有効画素数:1610 万画素 
撮像素子:1/2.3型正方画素CCD 総画素数 1657万画素
静止画:JPEG(Exif 画像ファイル Ver2.3、DCF2.0準拠、DPOF対応)
形式:動画 AVI 形式、Motion JPEG 準拠、IMA-ADPCM(モノラル)
内蔵メモリー(記録エリア): ※内蔵メモリーをフォーマットした場合 34.9MB
外部メモリー SDメモリーカード※2、SDHC メモリーカード、SDXC メモリーカード対応
F 値:F3.3(W)〜F5.9(T) f=4.4〜35.2mm
レンズ:焦点距離 35mm 判換算 約25〜200mm
ズーム:光学ズーム8 倍、プレミアムズーム併用時約12 倍、デジタルズーム4 倍、HD ズーム/デジタルズーム併用時最大127.5 倍(VGA サイズ)
電源:専用リチウムイオン充電池(NP-110)
撮影枚数(CIPA 規格準拠):約560 枚
電池寿命:連続再生時間(静止画) 約6時間00分
HD 動画連続撮影時間:約4 時間00 分
サイズ 幅×高さ×厚さ:(CIPA 規格準拠) 97.0x56.6x22.6mm(突起部を除く厚さ18.8mm)
質量(CIPA 規格準拠) :約148g(電池およびメモリーカード※3を含む)/約121g(電池およびメモリーカードを除く)
主な付属品:リチウムイオン充電池(NP-110)、USB AC アダプター(AD-C53U)、USB ケーブル、AV ケーブル、ストラップ、CD-ROM


カシオEXILIM EX-Z3000


(MIYUKI KOMATSU)


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