「アイアンマン2」のワールドプレミアに出席したロバート・ダウニーJr.ら
 「型破り」で「リアル」な次世代ヒーロー、トニー・スターク(=アイアンマン)が、更にパワーアップし、帰ってきた。映画「アイアンマン2」の日本公開が6月11日に迫る中、4月27日(現地時間)にロサンゼルス・エルキャピタン劇場で豪華ワールドプレミアが開催された。大通りを通行止めにした大掛かりなプレミアに、1000人を超えるファンが駆けつけた。

 ロバート・ダウニーJr.、グウィネス・パルトロウ、スカーレット・ヨハンソン、ミッキー・ローク、ドン・チードル、ジョン・ファヴロー監督など主要キャスト&スタッフが一堂に介し、本作への意気込みや、公開を待ち望む世界中のファンに向けてのメッセージ送った。

■ロバート・ダウニーJr.(トニー・スターク=アイアンマン役)
「今回は、更にスケールアップしたアイアンマンの世界を皆さんを招待するよ。そして、スカーレットとミッキーの存在がとても大きいよ。とくにミッキーは史上最強の敵を演じていて、本当に素晴らしいんだ」

■スカーレット・ヨハンソン(ブラック・ウィドー役)
「私の演じたブラック・ウィドーは、ある使命を帯びている謎の女性。この作品のいわばセクシー担当ともいえる役。絶対に見逃さないでね!」

■ミッキー・ローク(ウィップラッシュ役)
「俺のウィップラッシュは、危険だぜ。日本の人たちにも楽しんでもらえると思うから、楽しみに待っててくれよ」

■グウィネス・パルトロウ(ペッパー・ポッツ役)
「今、この雰囲気に圧倒されてるの。でもとっても楽しいわ。だって、みんなで一生懸命作り上げた作品のプレミアだから」

■ジョン・ファヴロー監督
「『アバター』のような優れた映画は良質な物語がある。それがあってこそ、異なる文化圏の人たちに伝える事ができるんだ。『アイアンマン2』も同様に、物語に十分に力を注いでいるので、自分も映画を生みだす人間として、自信を持ってこの作品を皆に届けたい」

 また、レッドカーペットには、シルベスター・スタローン、エイドリアン・ブロディ、NFL選手のエイドリアン・ピーターソン、ミシェル・モナハンらも参加した。

 斬新でユニークなキャラ設定が生み出したリアルなヒーロー像が観る者の共感を呼び、“かつてないヒーロー誕生”と絶賛され、世界中で興行収入600億円を超える驚異のメガヒットを記録したパート1。本作「アイアンマン2」は、全米で今年1月に行われたファンタンゴ.comの調査で、「ハリー・ポッター」最新作を押さえて、「2010年に見たい映画No.1」に輝いており、4月6日のLAタイムズでは「歴代オープニング興行記録(『ダークナイト』1億5800万ドル)の更新は確実」と報じている。日本でも3月中旬から発売の前売り券が、「インディ4」の300%以上の売れ行きとなるなどの盛り上がりを見せている。

 世界初お披露目となった本作。歴代興行記録を塗り替えるのか、世界中の注目が集まっている。

■作品情報
アイアンマン2
6月11日(金) TOHOシネマズ スカラ座ほか全国ロードショー
パラマウント ピクチャーズ ジャパン配給