異例のブレイク!爆笑プラネタリウム解説者“星のお兄さん”って?

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満天の星空を映し出し、実際よりも美しい夜空を再現するプラネタリウム。ロマンティックな雰囲気は映画と並ぶデートスポットだ。

他の写真も見る: 開場前の行列。さすがカリスマプラネタリウム解説者

しかし、そんな癒し系スポットで、爆笑に次ぐ爆笑を生む解説員がいるという。…その名も「星のお兄さん」。DVDリリースにTV出演のほか、ラジオのレギュラー番組を2本持つなど、異例のブレイクを果たしているプラネタリウム解説員だ。12/5、「星のお兄さん」が池袋・サンシャインのコニカミノルタプラネタリウム“満天”に降り立つとの情報を聞きつけ、さっそく「爆笑!星のお兄さん プラネタリウムショー」に潜入してきた。

会場が暗くなりいよいよかと席を後ろに倒すと、会場の正面にピンスポットがあたる。色の付いたメガネをしたでかいお兄さん…というよりおじさんだが、間違いなく“星のお兄さん”だ! 登場するなりアクセル全開。開始5秒で爆笑に包まれる。自己紹介と簡単な挨拶が終わると会場は充分あったまっていた。

ショーは、基本的に一般的な星空を舞台に繰り広げられるのだが、丁寧な解説の間に織り込まれるネタと適切なツッコミが、いちいちおもしろい。「天文学とかに特別興味はないんです、ただ笑っている無意識の間に、勝手に星や星座を覚えてもらえるよう考えています」(星のお兄さん)。関西弁特有のイントネーションと温かみのあるトークも心地いい。また、会場は通常の番組よりも親子連れが多かったが、子供の遠慮のない笑い声が絶えないのだからずごい。初めて体験する笑いのはずなのに、ドリフや吉本新喜劇やのような、トークに安心感をおぼえたのが印象的だった。

「星のお兄さん」の本名は田端英樹。滋賀県にある「ホテルラフォーレ琵琶湖」のマネージャー、実は偉い人だ。配属された部署にたまたまプラネタリウムがあり、星座解説を兼務。最初は「特に興味があるわけではなかったので、原稿をそのまま読むだけだった」らしい。しかし、その後徐々に笑いを取り入れ、後にギャグ満載の星空解説を確立。トークショーやCDデビュー、DVDリリースするまでにいたった。いまでは年間150本以上のショーをこなすというから驚く。「芸人さんがこの世界に入ってくるのが怖い」というエンターテナーは、最後に今後の目標を聞くと「う〜ん、目指せ情熱大陸!」とシメてくれた。

家族でも、恋人でも、友達とでも楽しめるが、やっぱりデートにオススメだ。それが初デートなら尚いい! 笑いで緊張がほぐれて、プラネタリウム本来のあま〜い雰囲気にひたれること間違いない!

直近の関東公演は12/28(日)「ららぽーと横浜 ムーミンオーロラカフェ」で開催予定。詳しい情報はこちらhttp://hoshiani.com/schedule.html【東京ウォーカー/荒木紳輔】

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