栗原陵矢選手の犠牲フライで決勝のホームを踏んだ五十幡亮汰選手(写真:日刊スポーツ/アフロ)

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◇第3回WBSCプレミア12グループB 日本-キューバ(17日、天母)

キューバ戦に勝利し、スーパーラウンド進出を決めた日本。勝ち越しの犠牲フライを放ったソフトバンクの栗原陵矢選手は快走でホームを陥れた五十幡亮汰選手への信頼の言葉を口にしました。

栗原選手は韓国戦で浴びた死球の影響で、16日のチャイニーズ・タイペイ戦ではスタメンを外れていましたが、キューバ戦では「5番・サード」でスタメン復帰。復帰早々、キューバ代表のモイネロ投手から8回、決勝打となる勝ち越しの犠牲フライを放ちました。

この得点のホームを踏んだ3塁ランナー日本ハムの五十幡選手。同点の8回、1アウト1、3塁のチャンスで打席に入った栗原選手は、「正直打席に入るときはいろいろな緊張と、“なんとかしたい”という気持ちがありましたので、五十幡選手が3塁ランナーというのを忘れていました」と心境を明かします。

その後、「1球ファウルを打ったときに、すごい勢いでホームに駆け抜けてきたのを見て、あ、いそ(五十幡選手)が3塁にいてくれたらある程度大丈夫だなとちょっとほっとした」とのこと。フルカウントから、打った打球はレフトへの浅いフライとなりましたが「打った瞬間、“いそなら大丈夫”」と信頼の言葉を口にしました。