「カード出さんと荒れるぞ」交錯からの“蹴り上げ”疑惑でスタジアム騒然「レッドだろ!」「故意ではないな」ファンの意見は真っ二つ
【明治安田J1リーグ】京都サンガF.C. 0−0 鹿島アントラーズ(11月17日/サンガスタジアム by KYOCERA)
京都サンガF.C.と鹿島アントラーズの一戦で、物議を醸す場面があった。京都のFWラファエル・エリアスと鹿島のMF仲間隼斗がもつれる形で倒れ、仲間がヒザを押さえて悶絶。これをきっかけに両チームが入り乱れる事態となり、SNSでは様々な意見が飛び交った。
問題のシーンは11分だ。右サイドの高い位置でボールを受けたエリアスが、仲間のタックルを背後から受けると、もつれるような形で2人は倒れ込む。エリアスが起きあがろうとしたタイミングで仲間の右ヒザが巻き込まれるような格好となりピッチ上で悶絶。これをきっかけに両チームの緊張感が一気に高まった。
鹿島の樋口雄太や三竿健斗は、エリアスに詰め寄りすぐに抗議。京都の福岡慎平がエリアスを守るように鹿島の選手を引き剥がすなど、不穏な空気が漂う。さらにエリアスは、起き上がると、倒れている仲間に近寄って人差し指を振りながらファウルでないことをアピールした。
解説を務めた原一樹氏は「体が入っているなか、仲間選手が後ろから押してしまった。お互いに転んだ後、足が絡んでしまった。転んだ中でスパイクは当たっていますが、蹴り上げているかの判断になる」とコメント。エリアスの行為は故意ではなかったとの見解を示している。
このシーンについてSNSのファンたちも反応。「エリアスやりやがったな」「これは報復じゃないの?」「やり返しているように見える」といったコメントや「まぁこれは故意ではないだろうな」「起きあがろうとしただけ」など意見は真っ二つに。
また、主審がこのシーンでカードを提示しなかったことを受けて「カード出さんと荒れるぞ」「これでエリアスにカード出ないのかよ」といった反応や「難しい判定」「カードには値しないだろうな」といった声も見られるなど様々な意見が飛び交うこととなった。
(ABEMA de DAZN/明治安田J1リーグ)