ファン感謝イベントであいさつするロッテの佐々木(左)と吉井監督=17日、ZOZOマリンスタジアム

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 米大リーグ挑戦を目指すロッテの佐々木朗希投手(23)が17日、ZOZOマリンスタジアムで行われたファン感謝イベントに参加した。

 球団が9日にポスティングシステムを利用した移籍を容認すると発表後、初めて公の場に。吉井理人監督が「高みに挑戦する選手が一人いる。心から温かく送り出したい」とファンに呼び掛けると、佐々木は「これまで頂いた熱いご声援、厳しい激励も全て力に変えてアメリカで頑張ってきます」と決意を口にした。

 岩手・大船渡高からドラフト1位で入団して5年。2022年に史上最年少で完全試合を達成したが、故障での離脱も何度かあった。「けがなどでうまくいかずつらい時もあったが、吉井監督、コーチ、チームメート、スタッフ、たくさんの方々に支えられ、乗り越え、頑張ることができた」と感謝の言葉を述べた。