森保監督、守護神を絶賛「耐えたところが勝因」 完全アウェーで4-0圧勝…5戦19得点で首位独走
2位のオーストラリアとの勝ち点は7差に
森保一監督率いるサッカー日本代表(FIFAランク15位)は11月15日、北中米ワールドカップ(W杯)アジア最終予選の敵地インドネシア戦(同130位)に4-0で勝利した。
2位のオーストラリアに勝ち点7差をつける独走体勢を築いた森保一監督は「本当に嬉しいです。もう超アウェーの中の試合で本当に厳しい環境でしたけど、スタジアムにもたくさんの日本人サポーターが来てくださって、DAZNでたくさんの日本の方が、サポーターが念を送ってくれたことが、選手たちが耐えること、そして走り抜くことにつながったと思います」と語った。
試合序盤はインドネシアの攻撃にさらされていた森保ジャパン。GK鈴木彩艶のスーパーセーブなどで無失点に切り抜けていると、待望の先制点は前半35分に生まれた。ゴール前でMF鎌田大地が中央に折り返すと、中に走り込んだのはFW小川航基。滑り込みながら詰めると、相手DFの足に当たってゴールに吸い込まれた。一度は小川のゴールとして発表されたものの、その後、オウンゴールに記録が訂正になった。
さらに同40分には左サイドを抜け出したMF三笘薫が中央にクロス。そこにMF南野拓実が走り込むと、豪快に左足でゴール決め、2点差をつけて前半を折り返した。森保監督は後半開始から南野に代えてFW前田大然を投入。すると、後半4分、MF守田英正が右足で左サイドにゴールを決めて3点差に。途中出場のDF菅原由勢も同24分に得点を奪って完勝した。
試合後、森保監督は「ビッグチャンスがインドネシアに1つ2つあったと思いますけど、そこをチーム全体でカバーする、彩艶が最後止めてくれるというところの、難しいところを耐えたところが勝因に繋がったと思います」と松韻を分析。「相手もこのホームのサポーターの力を借りて、勢いよくサイドを突いてきたというところはありますけど、そこは耐えながら、自分たちの流れに持っていく、ということで攻撃的な三笘、堂安が守備のところ、しっかりと力を発揮してくれて貢献してくれたことが、我々がペースを握り返せたところかな、と思います」と振り返った。
グループCに入っている日本代表は、この勝利で最終予選5試合を4勝1分とし、依然として無敗をキープ。14日に2位のオーストラリアと、3位のサウジアラビアがスコアレスドローに終わっており、2位以下との勝ち点差は7に拡大。W杯出場決定へ大きな白星となった。(FOOTBALL ZONE編集部)