秋田朝日放送

１５年前の２００９年に当時２０代の女性を押し倒し暴行してわいせつな行為をしたとして秋田市の４７歳の男が強姦致傷の疑いで逮捕されました。

警察によりますと、逮捕されたのは秋田市飯島の会社員栗山大樹容疑者（４７）です。栗山容疑者は２００９年３月中旬の夜県央部の路上で歩いていた当時２０代の女性を背後から押し倒して松林に引きずり込みその後女性に「殺すぞ」と脅し暴力をふるい全治２週間のけがを負わせたうえ胸を触るなどわいせつな行為をした疑いが持たれています。

女性は被害に遭った後に近くの交番に申し出て捜査が始まりました。被害者の証言から現場近くで聞き込みなどが行われましたが１５年間容疑者の逮捕には至っていませんでした。容疑者として数十人の名前が浮上し女性の体に付着していたＤＮＡ型が一致したことから逮捕に至ったということです。栗山容疑者は女性と面識はなく警察の調べに対して容疑を否認しているということです。警察は事件に至った経緯を慎重に捜査しています。

この事件は２０２４年３月が時効でしたが、２０２３年７月に性犯罪に関する法が改正され１５年から２０年に延長されたことから捜査が続いていました。