海自掃海艇が火災で転覆 1人が行方不明 潜水士による捜索開始

　福岡県宗像市沖を航行中の海上自衛隊の掃海艇が火災で転覆、沈没し、1人が行方不明となっています。福岡海上保安部は潜水士による捜索を始めました。

　福岡海上保安部によりますと、沈没した海上自衛隊の掃海艇「うくしま」の潜水士による捜索は11日午後0時40分ごろから始まりました。

　うくしまでは当時、当直勤務だった古賀辰徳3等海曹（33）の行方が分かっていません。

　うくしまは10日午前10時前、宗像市の大島沖を航行中に火災が発生しました。

　エンジンルームから出火したとみられていて、約14時間後の11日午前0時ごろに転覆、一夜明けた午前8時34分に沈没しました。

　福岡海上保安部は現場海域に巡視船などを派遣し、引き続き海上からも古賀さんの捜索を続けています。