「短期契約しか結べそうにない」巨人・菅野智之を「NPBで最も成功している現役投手の一人」と評価も“不安材料”を指摘

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メジャー移籍を目指す菅野はどんな契約を勝ち取ることができるだろうか(C)TakamotoTOKUHARA/CoCoKARAnext

 米情報サイト『Trade Rumors』が現地時間11月4日(日本時間5日)、「2024-25年MLBフリーエージェント・トップ50」を予測し、海外FAで今オフにメジャー移籍を目指している巨人・菅野智之は46位にランクインした。

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 記事では「彼は現在35歳でメジャーに来るため、収入力にはプラスにはならないだろうが、NPBで最も成功している現役投手の一人としてメジャーに来ることになるだろう」と伝えている。

 今季年俸の4億円から4倍以上となる1年1200万ドル(約18億2400万円)の契約規模を予想しており、識者の見解として、レンジャーズ、エンゼルス、ブルワーズ、メッツの4球団を獲得候補に挙げている。

 また、「スガノは35歳であり、2023年は肘の問題でかなりの時間を欠場する」とも説明し、昨季右肘の不安を抱えたことも踏まえながら「30代半ばの投手が最近肘の問題を抱えていることは、球団が考慮する事項である」とも記した。

 さらに「短期契約しか結べそうにない。2年契約になる可能性はあるが、それ以上の長期契約なら驚きだ」とし、2010年以降、35歳以上で3年契約を結んだ投手はレンジャーズのマックス・シャーザーら3人だけてあることも紹介している。

 ただ、1年契約で結果を残せば、好条件での2年契約を勝ち取れるチャンスもあるとしており、まずは菅野がメジャー球団とどんな契約を結べるか注目が集まる。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]