山形放送

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コンビニ強盗や連続放火など夜間に重大犯罪が相次いだ山形県酒田市で16日夜、犯罪防止に向け通行車両の検問が行われました。

警察「こんばんは酒田警察署です。いま検問やっておりました。お酒とか飲まれてないですか?」
運転手「ないです」
警察「一応確認だけさせてもらっていいですか?」
警察「暗いので運転気を付けてもらって事故も多いので気を付けてください」

この車両検問は夜間の犯罪の防止と市民の防犯意識向上を図ろうと、16日夜、酒田市中心部の山居倉庫近くの県道で行われたものです。現場では酒田警察署の警察官10人が通行車両のドライバーに飲酒運転の検知を行ったほか交通安全を呼びかけました。

酒田警察署地域課・渡辺剛志課長「春からの不審火・放火事件夏の強盗事件。こういった重大な犯罪があった。不審車両とか飲酒運転のような車を使用した犯罪も懸念されるので夜間における検問を実施した」

酒田警察署管内では今年度、5月の連続放火事件や8月のコンビニ強盗事件など、住民の安全・安心が脅かされる事件が夜間に発生しています。およそ2時間の検問では、交通違反なども含め摘発につながるものはありませんでしたが、酒田警察署では引き続き市民の防犯意識の向上に努めていくということです。