冷蔵庫にある「豚肉」を使って、今夜は何を作ろう?

今回は、E・レシピ内で「おいしい!」の評価500超えの豚肉が主役の殿堂レシピ【2選】をご紹介します。


豚肉の中でもお手頃価格な「豚こま肉」と「豚バラ肉」を使った、“ボリューム満点・節約・おいしい”が叶う人気おかずです。毎日の献立作りにぜひお役立てください。

■「豚こま肉」は安くて使い勝手抜群!
豚こま肉とは、豚肉を加工する際に出る切れ端を集めたもの。モモ、肩、ロースなどの部位がランダムにひとつのパックに入っており、いろんな部位の旨味を一度に味わえるのが魅力です。

焼きそばや野菜炒めなど、特に肉の種別や部位を問わない料理に活用できて、使い勝手抜群です。切れ端肉が中心であることから、価格はとてもリーズナブル。たくさんお肉を食べたいときや、コストを抑えてボリュームのある料理を作りたいときにも向いています。

【ご飯のおかわり必至】豚こま切れ肉のスタミナ炒め
簡単すぐできる!豚こま切れ肉のスタミナ炒め


【材料】(2人分)

豚肉(こま切れ) 200g
<下味>
  酒 大さじ 1
  砂糖 小さじ 2
  しょうゆ 大さじ 1
  片栗粉 大さじ 1/2
マイタケ 1パック
シメジ 1パック
ニンニク(みじん切り) 1片分
サラダ油 大さじ 1.5
塩 少々
<調味料>
  酒 大さじ 1
  みりん 大さじ 1
  オイスターソース 大さじ 1
  ゴマ油 小さじ 1
ネギ(刻み) 適量

【下準備】

1、ボウルで<下味>の材料を混ぜ合わせ、豚肉をからめる。



2、マイタケとシメジは石づきを切り落とし、食べやすい大きさに裂く。<調味料>の材料を混ぜ合わせる。



【作り方】

1、フライパンにサラダ油を中火で熱し、マイタケとシメジを炒める。しんなりしたらニンニクを加えて炒め合わせ、塩を振る。



2、豚肉を加えてほぐすように炒め合わせ、<調味料>を加えて炒め合わせ、トロミがついたら器に盛り、ネギを散らす。





リーズナブルな「豚こま肉」と「キノコ」がスタミナおかずに変身! 豚肉とキノコの旨味に甘辛中華味が合わさって、ご飯がもりもり進みます。豚肉にあらかじめ下味をつけておけば、時短でおいしく仕上がり、忙しい平日の夜ごはんにもぴったりです。

■「豚バラ肉」は柔らかくて旨味たっぷり!
豚バラ肉とは、豚のあばら骨の回りからとれるお肉のこと。ほかの部位よりも脂身が多く、肉質は柔らかいです。赤身と脂身が交互に三層になっていることから、「三枚肉」とも呼ばれています。

加熱すると脂身がコクと旨味として出るため、こってり濃厚なおかずが作れます。厚切りなら角煮やチャーシュー、薄切りは野菜と相性が良く、野菜炒めや肉巻きなどに向いています。

【おつまみやお弁当にも】豚バラ肉で簡単! 大葉とチーズの肉巻き
豚バラで簡単!大葉の肉巻き


【材料】(2人分)

豚肉(薄切り) 10枚
大葉 5枚
プロセスチーズ 70g
塩コショウ 少々
小麦粉 適量
サラダ油 小さじ 2
<調味料>
  酒 大さじ 1
  砂糖 小さじ 2
  みりん 小さじ 2
  しょうゆ 大さじ 1
サラダ菜 2~4枚
プチトマト 2~4個

【下準備】

1、大葉は軸を切り落とし、縦半分に切る。

2、プロセスチーズは1cmの棒状に切る。



【作り方】

1、豚肉は一枚ずつ広げて塩コショウと小麦粉を薄く振る。大葉とプロセスチーズをのせて端からしっかりと巻く。



2、全体に小麦粉をまぶし、巻き終わりが開かないようにしっかり押さえておく。



3、フライパンにサラダ油を中火で熱し、(2)の巻き終わりを下にして並べ、菜ばしで転がしながら全体に焼き色がつくまで焼く。



4、全体に焼き色がついたら<調味料>の材料を加え、汁気がなくなるまで焼く。サラダ菜をしいた器に盛り、プチトマトを添える。





豚バラ肉の旨味、大葉の香り、チーズのコクがパーフェクトバランス! 甘辛のタレが食欲をそそり、お酒のおつまみやお弁当のおかずにも大好評です。くるくると巻いて焼くだけなので、とっても簡単。プロセスチーズを使うと流れ出ず、きれいに仕上がりますよ。

■まとめ買いして常備しておこう!
メインのおかずに欲しいのは、やっぱりお肉料理ですよね。「豚こま肉」や「豚バラ肉」があれば、安くてボリュームのあるおかずが作れます。安売りのときにまとめ買いして、冷凍庫に常備しておきましょう!

今回ご紹介した2つのレシピなら、家族みんなが喜んでくれること間違いなしです。忙しい日のおかずやお弁当にぜひ活用してみてくださいね。
(川原あやか)