全国一のだるまの産地、群馬県高崎市で、競技化された「だるまさんがころんだ」の大会が開かれ、家族連れが秋空の下、ゴールに向かって走りました。

高崎髙島屋の屋上で行われたのは、競技になった「だるまさんがころんだ」です。

昔ながらの遊びを競技化した「全国だるまさんがころんだ選手権大会」は、「だるま」発祥の地である奈良県王寺町で、2021年から開かれています。

だるまの一大産地である高崎市でも、高崎髙島屋などがこのイベントで地域を盛り上げようと、王寺町の協力を得て去年から開催しています。

競技は、障害物が設置された幅10メートル、長さ15メートルのコートの中で制限時間2分以内にゴールを目指すもので、年齢制限なく10人ほどで争われます。

高崎駅のペデストリアンデッキで開催された「たかさきハロウィン」との連動企画でもあることから仮装することが参加条件で、子どもから大人までおばけや人気キャラクターなどに扮して競技に臨みました。

参加した人たちは、鬼の様子をじっくり観察して動いたり、一気に走ったりしてゴールを目指していました。