日向坂46小坂菜緒『光る君へ』で見せた切ない演技にファン注目!女優としての可能性に迫る

写真拡大

先日放送のNHK大河ドラマ『光る君へ』第三十五回「中宮の涙」に出演したことで話題を集めた日向坂46の小坂菜緒。日向坂46の4期生が出演する10月25日公開の映画『ゼンブ・オブ・トーキョー』に出演することも明かされており、女優としての注目度がアップしている印象だ。そこで本記事では、『光る君へ』の出演シーンに触れながら、小坂の女優としての可能性にフォーカスしたい。

【関連】日向坂46の4期生が演技に挑戦!『ゼンブ・オブ・トーキョー』はフレッシュな魅力あふれる意欲作に?

日向坂46では数々のシングル表題曲のセンターを務めており、グループのエースの1人として活躍している小坂。これまでの活動の中で女優業にもたびたびチャレンジしており、2019年公開の『恐怖人形』では映画初出演にして初主演を務め、殺人鬼と化した日本人形の恐怖に翻弄される主人公を体当たりで演じた。また、2021年に公開された、長野オリンピックのスキージャンプ競技での出来事を題材に、その競技の裏で活躍したテストジャンパーにスポットをあてた映画『ヒノマルソウル〜舞台裏の英雄たち〜』では女子高生テストジャンパー役に挑戦している。

そんな小坂は、先日放送の『光る君へ』第三十五回「中宮の涙」に出演したことで、大河ドラマ初出演を果たした。小坂が演じたのは、藤原惟規(高杉真宙)の恋人である斎院の中将。作中では、警固をかいくぐり、塀を乗り越えてまで会いにやって来た惟規と抱擁を交わし、切なげな表情を見せる斎院の中将の姿が描かれた。2人の許されない恋を描いた場面に対し、SNSでは、「こさかな良い表情してた」「抱きしめられた時の切ない表情がめちゃくちゃ良かった」といった反響があった。短いワンシーンではあったが、視聴者の印象に残るような場面だったのではないだろうか。

また、先日小坂の出演がアナウンスされた映画『ゼンブ・オブ・トーキョー』は、日向坂46の4期生が演じる11人の“クセつよ女子高生”が青春の一日を追体験するジェットコースタームービー。小坂は、渡辺莉奈演じる桐井智の憧れのアイドル・有川凛役で出演が決定している。なお、渡辺は公式ブログの中で、「私が日向坂のオーディションを受けようと思ったのも菜緒さんがきっかけだったので、こうして作品の中でも実際の私とリンクする場面があって嬉しかったですし、より智紗ちゃんに感情移入して演技しました」と綴っており、憧れの小坂との共演は刺激となったのではないだろうか。

今年7月のブログでは、「昔は知られる事が苦手だったけど。 知ってもらう事で、楽になることもあるんだなって思うようになりました」と思いを明かしていた小坂。女優としての活動もまた、小坂にとって広く知られるきっかけになりそうだ。芝居の分野でも可能性を秘めた小坂のこれからに注目したい。