去就が注目されているソン・フンミン。(C)Getty Images

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 トッテナムで10年目を迎えた韓国代表FWソン・フンミンは、今シーズン限りで契約が満了となる。その契約延長について、本人がコメントした。

「衝撃だ。トッテナム、ソン・フンミンと再契約交渉はなかった」と見出しを打った韓国メディア『InterFootball』の記事によれば、32歳の主将は「まだ話はしていない。僕は明確だ。今シーズンに集中している」と発言した。

「僕の年齢では、一瞬一瞬が目標だ。特に今シーズンは多くの大会に出場しなければならず、もっとマネジメントが必要だと感じている。今シーズンに完全に集中しており、どのクラブも欲しがる優勝を勝ち取りたい。将来何が起こるかは分からないが、このクラブのためにすべてを捧げる。10年間そうしてきた」

 同メディアは、「ソン・フンミンとトッテナムの契約は8か月後に終了する。しかし、トッテナムとソン・フンミンの間でまだ話し合いが行われていないのは驚きだ」と主張している。

ソン・フンミン本人が話し合いはなかったと言っていることから、トッテナムとしては残留させないのを優先しているようだ。もちろん、シーズン中なのでソン・フンミンは試合に集中する必要がある」
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 また、『スポーツ朝鮮』も「トッテナムの予想通りの裏切りだ。レジェンド?いやソン・フンミンは単なる『アジア人の傭兵』扱いだ」と憤慨している。

「トッテナムとダニエル・レビー会長にとって、ソン・フンミンは『レジェンド』ではない。アジアの小さな国から来た『非ヨーロッパの傭兵』にすぎない。長い間チームのために献身してきたことやトッテナムのユニホームを着てプレミアリーグの歴史に残る記録を達成したことは眼中にもない」

 同メディアは、「もはやトッテナムに愛情と忠誠心を捧げる必要はない。ソン・フンミンももう自分の新しいキャリアをどこで送るかを真剣に悩まなければいけない。トッテナムとの縁はもう終わった」

 韓国のエースは、今季限りで退団となるのか。今後の動向が注目される。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部