【川和―東海大相模】好投した川和の主戦浜岡=サーティーフォー相模原

◆川和2−3東海大相模

 川和は左腕浜岡の力投が光った。今夏の甲子園に出場した東海大相模を追い詰めたがあと一歩及ばず、「最後の最後で詰め切れなかった」と悔しさをにじませた。

 最速143キロの直球は力があり、複数の変化球を低めに集めて七回まで2安打に封じるなど奮闘。同点の九回2死から死球を与え、次打者に右中間を破るサヨナラ適時打を浴びた。

 今夏の神奈川大会では桐光学園との4回戦で好投。強豪相手に再び力を発揮したが、「勝たないと自信にならない」と納得はしていない。

 最速150キロを誇る東海大相模の右腕福田の名前を挙げ、「日本で注目されているピッチャーと対戦できて刺激になった。強豪校を圧倒できるピッチャーになりたい」とさらなる成長を誓った。