85歳の現在も現役を貫くなべおさみ。芸能界にとどまらず、各界に幅広い人脈を築いている

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 芸人でコラムニストのなべやかん(54)が9月に都内で主催したトークイベントで父・なべおさみ(85)と共演した。俳優、タレント、コメディァン、さらには数多くの著書がある作家でもあり、各界に幅広い人脈を持つ父のトーク内容や近況などについて、息子・やかんが報告した。

【写真】息子・なべやかんと共演した なべおさみ

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 『なべやかん presents なべ「夜間授業」赤坂ロマン不思議ナイト vol.3』が7日に東京・赤坂LiveCafe ロマンで行われた。なべやかん、サイキック芸人キック、開運芸人小杉まりも、DJ小杉幸子、アニソン歌手・谷本貴義が不思議体験や開運法を語るトークライブに、やかんの父・なべおさみが登場。開運YouTubeがバズっているキックが熱望した事もあり、終始キックがなべ父に聞きたい事を投げかけた。

 古くからの政界との繋がりで見えた真実の裏側、比叡山での修行が導いた驚くべき人脈たちとの交流、国立大学の聖書研究会で学んだ事で分かった「教科書に載らない歴史」などを次々と話していく。ライブ後半では、老人ホーム慰問を504回行ってきたが、初期は老人たちの反応が悪く、続ける事を挫折したが、枕元に27歳の時にお世話になった82歳のお婆さんが現れ、助言をされた事がきっかけで老人ホームでのトーク術をガラッと変えて爆笑になり、継続したエピソードなどの不思議体験も語った。

 その他、昭和の芸能人で悪口を絶対に言わない3人を紹介。「初代林家三平さん、牧伸二さん、谷啓さんは誰かが人の悪口を言っているとスッとその場から離れて行く。人の悪口を言わないし、悪口が大嫌いだった」とほっこりエピソードも披露した。

 今回、全員が驚いた話は、今まで8度、医者から余命宣告をされた話だった。筋ジストロフィーのために半年後には体が動かなくなると宣告されたり、癌のために腫瘍を1キロ摘出され、余命1年を宣告された事など…。そんななべは現在85歳で元気いっぱい。5月の誕生日には、やかんのInstagramで年の数だけスクワットを披露している。

(コラムニスト・なべやかん)