CL制覇&17Gも落選…「候補に入らない?」 基準不明の30人、バロンドール選考の余波
レアルFWロドリゴのバロンドール落選に…元ブラジル代表が疑問視
フランスのサッカー専門誌「フランス・フットボール」が9月4日に2024年のバロンドール候補者30名を発表したが、スペイン1部レアル・マドリードFWロドリゴが外されたことが大きな話題となっている。
元ブラジル代表DFマルセロも、この選考に疑問を口にした1人で「基準が分からない」と、自身の考えを明かした。海外メディア「Sportskeeda」が報じている。
昨シーズンのUEFAチャンピオンズリーグ(CL)を制したレアル・マドリードからは、イングランド代表MFジュード・ベリンガム、スペイン代表DFダニエル・カルバハル、ブラジル代表FWヴィニシウス・ジュニオール、さらにEURO2024をもって現役を引退した元ドイツ代表MFトニ・クロースら、6名がノミネートされた(今夏、パリ・サンジェルマンから加入のフランス代表FWキリアン・ムバッペは除く)。
この30人のリストから選外になったことについて、ロドリゴ自身はSNSを通じて不満を表明。活躍した時の写真をアップして、絵文字で理解できないことを示した。これに同調したのが、レアルOBで元ブラジル代表DFマルセロだ。
マルセロは「ロドリゴがバロンドールの候補に入らなかった? 理解ができない。彼らの基準が分からない。少なくとも僕の見立てでは、彼は世界でもトップ10、少なくともトップ15には入る選手だ」とコメント。2023-24シーズンにベリンガムとヴィニシウスとともにトリデンテを組み、公式戦51試合で17得点9アシストを記録してUEFAチャンピオンズリーグ、ラ・リーガ、スペインスーパーカップのタイトル獲得に貢献したアタッカーの落選への不満を口にした。(FOOTBALL ZONE編集部)