96年皐月賞馬イシノサンデー死す 老衰のため31歳 芝&ダートで活躍 ネットでも追悼の声
1996年の皐月賞馬イシノサンデーが繫養先の北海道・日本軽種馬協会静内種馬場で18日に老衰のために死んだことが分かった。31歳。20日、日本軽種馬協会が公式ホームページで発表した。
【写真】騎手時代にイシノサンデーとのコンビで皐月賞を制した四位洋文調教師
同馬は95年9月に函館でデビュー。96年に弥生賞3着から挑んだ皐月賞ではGⅠ&重賞初制覇を成し遂げた。同年のダービーGP、97年には京都金杯と、ダート&芝で重賞を制するなど活躍。98年の安田記念6着を最後に引退すると、99年にJBBA下総種馬場で種牡馬入り。七戸、九州、静内のJBBA各種馬場で2016年まで種牡馬として供用された。
静内種馬場の遊佐繁基場長は「無事之名馬を体現し、31歳という長寿を全うしました。静内種馬場ではJBBA生産育成技術者研修の種馬場実習での優れた指導馬としても活躍し、多くの人材を育て上げるとともに、多くのファンから愛され、穏やかな余生を過ごしていました。これまで長きにわたりご支援いただいた皆様に心より感謝申し上げます」とコメントした。
ネットでも「安らかに」「ご冥福をお祈りいたします」「大往生です」「思い出をありがとう」など追悼の声が寄せられていた。
(よろず~ニュース編集部)