逮捕前に男が語ったこととは? マンションで知人殺害の疑い【徳島』
8月6日、徳島市のマンションで男性の遺体が見つかった事件で、警察は11日、同じマンションに住む37歳の男を殺人の疑いで逮捕しました。
男は逮捕前、四国放送の取材に応じ、事件当日、被害者に「パンを差し入れに行った」などと話していていました。
逮捕されたのは、徳島市伊月町の自称・動画配信業の男 37歳です。
警察によりますと、男は8月3日ごろ、同じマンションに住む、無職の76歳の男性に殺意を持って暴行を加え殺害した、殺人の疑いが持たれています。
被害者とは、よく一緒に酒を飲んでいたという男。
逮捕前、仮面をつけることを条件に、四国放送の取材に応じていました。
(記者)
「事件当日、(被害者の男性)をどういう風に見た?」
(逮捕前の男)
「パンを差し入れてあげようと思って、行ったんですよね。そしたら、鍵が開いていて、入って行ったらこたつの横で(男性が)寝とんよ。『なんしよんな、酒飲んどんか?』と言ったら、(男性さんが)『眠い、寝させてくれ、眠い』(と言っていた)。『これ、食え』と言って帰った」
男はこのように話し、事件当日に被害者と会ったことは認めながらも、事件への関与は否定していました。
普段から酒や食べ物を差し入れるなど被害者を気にかけていたという男。
(逮捕前の男)
「来年の夏は皆で釣りに行こうと(話していた)友達は友達」
しかし、逮捕後には、被害者との間に「金銭トラブルがあった」、「陰口を言われた」などとも供述していて、警察が事件の詳しい経緯を調べています。