“3戦6発”の24歳FW「海外に狙われそう」 覚醒に代表期待の声「何が起きてるんだ」
山田新が3試合連続の2ゴール
川崎フロンターレは8月11日、J1リーグ第26節でFC東京と対戦し3-0の完勝を飾った。
アウェーの味の素スタジアムで行われた“多摩川ダービー”は、絶好調の24歳FW山田新が3試合連続の2ゴールでファンを驚かせている。
第24節の柏レイソル戦(3-2)、25節のヴィッセル神戸戦(3-0)でもそれぞれ2得点を決めていた山田。迎えた大事なダービーマッチでも、早速存在感を示す。まずは前半15分、FWマルシーニョのクロスに反応した山田が頭で合わせて幸先良く先制。5分後には右サイドから上がったDFファンウェルメスケルケン際のクロスに再びヘディングで合わせこの日2点目を加えた。
リーグ戦3試合連続で2ゴール。さらには自身初の二桁得点となる。この覚醒ぶりにファンもSNS上で「もうこれは代表だよ」「本当に乗ってるな。頼もしい」「なんか嗅覚よくなっている?」「プレミアで見たい」「海外スカウトに狙われそう」「何が起きてるんだ」と驚きの声を上げていた。
現在24歳の山田はジュニアユースからU-18まで川崎の下部組織に在籍。その後は桐蔭横浜大学に進学し、4年次(2022年)には特別指定選手としてルヴァンカップに出場していた。23年に正式に川崎へ内定。昨季はJ1リーグ4得点をマークしていたなか、今シーズンはすでに10ゴールと二桁得点の活躍を見せている。
試合は後半27分、ペナルティーエリア手前で得たフリーキックのチャンスからDF高井幸大がヘディングで合わせ川崎が追加点。FC東京の攻撃陣を完封し、3-0で今季初の3連勝を飾っている。(FOOTBALL ZONE編集部)