重賞初制覇を狙うシリウスコルト(ユーザー提供:TKさん)

写真拡大

 8月11日(日)は中京・新潟・札幌の3場開催。11日の天気は中京が晴れ、新潟が曇り時々晴れ、札幌が晴れ時々曇りの予報となっている。

■小倉記念で3歳馬シリウスコルトの重賞初制覇なるか
 中京11Rは芝2000mの小倉記念(GIII)。3歳馬シリウスコルトは弥生賞で3着、ラジオNIKKEI賞で2着と、世代の重賞戦線で活躍。ここが古馬との初対決となるが、ハンデ差もあって十分に戦えそうだ。対するは切れ味上位のリフレーミング、休み明けの鳴尾記念で5着だったディープモンスター、長欠明けを叩かれたヴェローナシチーなど。

■関屋記念でディスペランツァの巻き返しなるか
 新潟11Rは芝1600mの関屋記念(GIII)。ディスペランツァは上がり3F32.4秒の驚異的な末脚でアーリントンCを制覇。続くNHKマイルCでは直線の不利もあって伸び切れなかったが、ここでその鬱憤を晴らすか。対するは左回りで安定感抜群のプレサージュリフト、昇級初戦も力差ないジュンブロッサム、立ち回りの巧さで東京新聞杯を勝ったサクラトゥジュールなど。

■UHB賞に距離短縮のダノンマッキンリーが登場
 札幌11Rは芝1200mのUHB賞。ダノンマッキンリーはファルコンSで重賞初制覇。NHKマイルCは結果が出なかったが、1200mへの距離短縮のここでどんな競馬ができるか注目が集まる。対するは青函Sで2着のカンティーユ、しらかばSが差のない2着だったシナモンスティックなど。

■鞍ケ池特別に重賞3着のベラジオボンドが登場
 中京9Rは芝1600mの鞍ケ池特別(3歳・1勝)。京都新聞杯は距離が敗因なのか、結果が出なかったベラジオボンドだが、マイルへ短縮されて自己条件のここなら違うだろう。毎日杯3着の実績があり、ここをあっさりと突破するか。

■中京5Rの新馬戦でニシノデイジーの弟リビングストンなどがデビュー
 中京5Rは芝2000mの新馬戦。18年東スポ杯2歳Sなど平地重賞2勝と22年中山大障害を勝ったニシノデイジーの半弟でエピファネイア産駒のリビングストンが団野大成騎手でデビューする。

■新潟5Rの新馬戦でステファノスの妹ココアミュレットなどがデビュー
 新潟5Rは芝1600mの新馬戦。14年富士S勝ち、GI戦線でも活躍したステファノスの半妹でアドマイヤマーズ産駒のココアミュレットがC.ルメール騎手でデビューする。

■札幌5Rの新馬戦でグローリーヴェイズの妹ラルガメンテなどがデビュー
 札幌5Rは芝1800mの新馬戦。21年香港ヴァーズなど重賞4勝を挙げたグローリーヴェイズの半妹でドゥラメンテ産駒のラルガメンテが横山武史騎手でデビューする。また、同レースには20年日本テレビ盃を勝ったロードブレスの半弟でサングレーザー産駒のアースグレーザーが小林勝太騎手でデビューする。

■地方競馬で3重賞
 盛岡競馬場では18時05分にひまわり賞が行われ、重賞2勝のリケアマロンなどが出走する。佐賀競馬場では18時15分に九州チャンピオンシップが行われ、前走で佐賀王冠賞を勝ったアエノブライアンなどが出走する。ばんえい帯広競馬場では20時にばんえいグランプリが行われる。

■友道康夫調教師のバースデー
 11日は友道康夫調教師の61歳のバースデー。当日の管理馬は新潟で4頭、中京で2頭、札幌で1頭がスタンバイしている。