鹿島で活躍する知念慶【写真:徳原隆元】

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知念慶がデュエル勝利総数で断トツの首位に

 J1リーグが8月7日から再開する。

 第24節まで消化した時点で、選手個人のスタッツに注目。“デュエル王”の最有力候補には、鹿島アントラーズのFW知念慶が堂々の数値を記録している。

 FWが本職の知念は、ランコ・ポポヴィッチ新体制で迎えた今季、ボランチへコンバート。ここまで23試合に出場して1ゴール2アシストをマークしている。第23節の横浜F・マリノス戦(1-4)では、コーナーキックの流れから今季初ゴールを決めた。

 次第にボランチとしての強度を高めている知念。デュエル勝利総数で断トツの100を記録。2位以下に30以上も差を付けての堂々トップに君臨している。この数値にはSNS上でも「誰が想像しただろうか」「FWなのに」「監督が有能」「ボランチ新人」「冷静にバグってる」と、驚きの声が上がっていた。

 鹿島は知念の奮闘もあり、現在J1で首位と勝ち点5差の3位。十分に優勝を狙える位置をキープしている。鹿島を率いるポポヴィッチ監督によって開花した29歳の才能は、残りの試合でもチームを救ってくれるはずだ。(FOOTBALL ZONE編集部)