クラスターCに向け追い切りを行ったジレトール(撮影日7月30日、撮影:井内利彰)

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 8月12日(月・祝)に盛岡競馬場、ダート1200mで行われるクラスターカップ。7月29日にこのレースの選定馬が発表されており、栗東からはクロジシジョー(岡田稲男厩舎)、ケイアイドリー(村山明厩舎)、ジレトール(松永幹夫厩舎)、ドンフランキー(斉藤崇史厩舎)が選ばれている。

 オープン特別を連勝中のジレトールは今朝31日にレースへ向けた追い切りを行っている。2回目のハローが終了した直後の坂路で単走。1F目から14秒を切る、軽快なラップを踏み、手応えは最後まで楽。それでいて、4F50.8~3F36.9~2F24.2~1F12.2秒と自己ベストに0.3秒差まで迫る時計。状態は非常に良さそうな印象を受ける。

 ドンフランキーはCWでの3頭併せ。前2頭を後ろから追いかける形だったが、道中がきれいな加速ラップを踏みつつ、最後の直線に向いてからは11.5秒、11.2秒の加速。きっちりと最先着でフィニッシュしており、時計は6F85.9~5F68.2~4F52.1~3F36.7~2F22.7~1F11.2秒。帰厩当初は重さを感じる動きだったが、追うごとにこの馬らしさが出てきた。

(取材・文:井内利彰)