小室さん夫妻

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皇族との関わり合いなどを考慮して

 秋篠宮家の長女・眞子さんの夫・小室圭さんが所属する「ローウェンスタイン・サンドラー法律事務所」。渡米直後は弁護士資格がないこともあり、不安視する向きも多かったのだが、弁護士登録後、事務所内での圭さんに対する評価は高いのだという。その背景についてお伝えする。

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 圭さんは2022年10月のニューヨーク司法試験に合格し、翌年2月末から正式に弁護士登録された。過去2度にわたって司法試験に不合格となったが、勤務していたローウェンスタイン・サンドラー法律事務所は雇用契約を継続し、圭さんの司法試験合格の朗報を待っていたとされる。

小室さん夫妻

宮内庁の中の人によると、“圭さんが司法試験に不合格となっても事務所がサポートを続けたことについて、皇族との関わり合いや将来の天皇陛下との関係性を重要視してのことだ”との指摘がありました」

 と、担当記者。裏返せば、皇室との関係がなければ「その後」はなかったということなのかもしれない。

秋篠宮さまが相談したNY総領事も出席

 圭さんは弁護士登録後、事務所内で多くの任務を担当することになったとされる。

「期待されていなければそういったことにはならなかっただろうと見られています。今年6月にはタイムズスクエアホテルで開かれたジャパン・ソサエティーの年次晩餐会にも事務所を代表して出席していました」(同)

 年次晩餐会は年に1度開催され、今回は650人ほどが集まったという。その中には山崎和之国連大使、森美樹夫ニューヨーク総領事・大使ら日本政府の関係者も含まれていた。

「森美樹夫氏に関しては、小室夫妻が渡米前に秋篠宮さまが面会して、その後の生活全般について相談をされたとされています。今回の年次晩餐会で圭さんと同席したことは森氏としては感慨深いものがあったのではないでしょうか」(同)

 晩餐会では圭さんのテーブルに近づく面々が途絶えることはなかったという。

日本の皇室パワー

「主として外国人だったようで、会話の中身にも注目が集まりました。宮内庁も当然その内容を詮索していたようです」(同)

 その一方で、「日本の皇室パワーを見せつけたところがある」との見方も示していたという。

宮内庁関係者は、“日本の皇室の影響力をなめてはいけない”とまで言っていました。小室夫妻がどこまで意識しているのかわかりませんが、世界的に日本の皇室ブランドへの期待が拡大していると言えるのかもしれません」(同)

 欧米においても長い歴史を持つ日本の皇室に対して敬意を払う人は少なくない。それは先日の天皇陛下の訪英を見ても明らかだ。これは戦後、昭和、平成の天皇陛下が積み上げられた信頼だとも言える。宮内庁の「なめてはいけない」というのは決して不遜な物言いではない。皇室外交が日本の国益につながっているという点は、外交の第一線で働く外交官をはじめ、多くの人が指摘するところである。

 ただし、難しいのは、すでに眞子さんは皇籍離脱しているということだろう。それゆえに、近寄ってくる人たちの認識と、夫妻の実情との間には、ある程度のギャップが存在しているが、それは海外ではさほど知られているわけではない。それもまた現地での評価が「うなぎのぼり」になっている要因と言えるだろう。

デイリー新潮編集部