復活の重賞2勝目を目指すカテドラル(今年6月撮影、ユーザー提供:藤田ことねさん)

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 カテドラルは父ハーツクライ、母アビラ、母の父Rock of Gibraltarの血統。半兄のジェベルムーサは15年のエルムSの勝ち馬。甥のフルムは昨年のコールドムーンSを勝つなど、ダートのオープンで活躍している。

 ここまで35戦4勝。2歳時からオープンで活躍し、18年に野路菊S、20年に朱鷺S、そして21年に初の重賞タイトルとなる京成杯AHを制している。その他にも19年のNHKマイルCではアドマイヤマーズから0秒1差の3着。中京記念では21年と22年に2着の実績がある。何より2歳時から7歳時までオープンで6年連続連対というのは、ちょっとした記録だろう。

 近走は勝ち負けに加われていないが、2走前の大阪杯ではメンバー中2位タイの上がり3Fをマークして、0秒7差の9着に健闘している。8歳といっても大きな衰えはない。小倉芝1800mは重賞で4戦して2着3回の得意舞台。10年のシャドウゲイト以来、史上2頭目の8歳馬Vとなっても決して驚けない。