精神科医が解説！　最も癒しの効果が高い趣味とは？　没入できる●●が人気

精神科医の樺沢紫苑氏が、自身のYouTubeチャンネル「樺チャンネル」を更新。「最も癒しの効果が高い趣味は？」という質問に対して、編み物セラピーを紹介し、その心理的効果について詳しく語った。

樺沢氏は、編み物が精神安定にどのような効果をもたらすかを解説し、日常のストレス解消に役立つ趣味として推薦した。　樺沢氏は「編み物は手先を使うことで脳トレになるだけでなく、スキルアップする趣味としても非常に優れている」と評価。脳のトレーニングや自己成長に繋がる能動的娯楽として、幸福心理学の祖であるチクセント・ミハイ教授が提唱する「フロー体験」にも触れた。

フロー体験とは、何かに没頭し時間を忘れるような体験であり、「時間を忘れるほど没入できる趣味が、最も幸せを感じる瞬間をもたらす」と強調した。編み物を具体例に出しながら、樺沢氏は「成果物が明確に見えることで達成感が得られるため、フロー体験に入りやすい」と述べた。

そして、フロー体験時の脳内で分泌されるドーパミンやエンドルフィンなどの幸福物質について詳細に説明し、「脳トレをしつつ、幸せを感じることができる」とする見解を示した。

また、樺沢氏はリラックスの重要性についても言及し、「何かに夢中になり没頭することで、究極のリラックス状態が得られる。これこそが最高の幸福」と締めくくった。動画の最後では、「皆さんも自分が夢中になれる趣味を見つけ、豊かな人生を送りましょう」と視聴者に呼びかけた。