MacBook Proだって30分で50%以上充電できる。充電器選びの決め手は出力のデカさにあり
もはや、デバイスの充電ってのは呼吸のように当たり前の行為なんだな。
そんな言葉が大袈裟ではないくらいに、USB充電器は、いまや私たちの日常生活に欠かせないものとなりました。普段持ち歩くスマートフォンやワイヤレスイヤホンだけでなく、シェーバーや電動歯ブラシ、さらには暑い季節の外出時に重宝する携帯用ファンまで、多くのデバイスがUSB充電を採用しています。
ということは、USB充電器の使い勝手って私たちの生活の便利さを左右する重要な要素であるはず。
もちろん、デバイスに標準で付属する充電器を素直に使うのも悪くはないのですが、複数の機器をいちどに急速充電できる大出力の充電器があれば、コンセントまわりがすっきりしますし、携帯性に優れたサイズのものを選べば、外出先でもそのまま使えてさらに便利ですよね。
そんな条件を満たすUSB充電器としてオススメしたいのが、UGREENの「Nexode X 100W」です。その名のとおり最大100W(ワット)の大出力で複数機器を同時充電できるだけでなく、ノートPCの電源アダプターとしても使えるという優れモノ。
ここでは、Nexode X 100Wの「大出力」「携帯性」「安全性」という3つの特徴を紹介しつつ、より余裕のある出力とUSBポート数を求める人に向けた上位モデルの存在にも触れていきましょう。
とにかく充電が速い! iPhone 15 Proなら30分で60%
まず注目すべき特徴は、その充電速度の速さ。たとえばバッテリーがゼロ状態のiPhone 15 Proの場合、わずか30分もあれば60%まで充電できます。これは、100Wの大出力にくわえて、高速充電規格USB PD( USB Power Delivery )のおかげ。
Nexode X 100Wは、対応する機器とケーブルの組み合わせであれば自動で急速充電してくれるUSB PD 3.0規格と、USB PDの充電効率を高める PPS(Programmable Power Supply)をサポート。もしお手持ちのスマートフォンがUSB PD対応機器ではなかったとしても、 Quick Charge 4+やSCP、FCPに対応しているため、国内で流通している多くの端末を高速充電できます。
そして、余裕ある100Wの大出力を誇るNexode X 100Wは、標準で70Wもしくは96Wの電源アダプターが付属する14インチMacBook Proを問題なく充電できてしまうというのも魅力のひとつ。
しかも、14インチMacBook Proをバッテリーゼロ状態から50%まで充電するのにかかる時間は、なんとたったの27分。
MacのみならずWindows PCでも、ある程度ハイスペックなノートPCでは出力の大きな充電器が要求されるケースが多いのですが、その点Nexode X 100Wなら心配無用です。
かさばらないコンパクトサイズで持ち運びに便利
2つめの特徴はコンパクトさです。100WクラスのUGREEN製品では最小サイズのNexode X 100W。7.1cm x 4.3cm x 3.5 cmの直方体ボディはポーチやバッグに入れてもかさばらず、携帯性は申し分ありません。
コンパクトでありながら、USB-Cポートを2つとUSB Type-Aポートを1つ備えており、最大3台のデバイスを同時に充電可能。ちょっとした泊りがけの出張や旅行だったら、充電器はこれ1台あれば事足りるはず。普段の仕事で移動が多いという人も、カバンにひとつ常備しておけば心強い。
過充電によるバッテリー劣化の防止も期待できる
3つめの特徴は、充電する機器のバッテリーをいたわってくれること。UGREEN独自の温度検知機能と制御技術「Thermal Guard」が、過充電によるデバイスのバッテリー寿命の劣化を防いでくれます。
大出力での急速充電時は充電器の発熱が心配になるものですが、これなら安心して使えそうです。
ちなみに、Nexode X 100Wの外装シェルは耐火性ならびに難燃性に優れたPVC素材。落下による衝撃からも内部を保護できるように作られています。
100W出力、3ポートでは足りない人には「Nexode X 160W」
サイズはNexode X 100Wよりも大きいものの、その大きさに見合った出力とUSBポート数を持っているのが、「Nexode X 160W」。ネーミングから察しがつくとおり合計最大160ワットという、さらなる大出力を誇るハイパワー充電器です。
Nexode X 160Wでは、USB-Cポート3つとUSB Type-Aポート1つ、計4口のUSBポートで最大4台のデバイスを同時に充電できます。しかも、このうち「USB-C1」だけは、USB PD 3.1対応機器の場合で最大140ワットの出力が可能。
さきほどのNexode X 100Wが27分で14インチMacBook Proを0〜50%充電できたのに対し、Nexode X 160Wでは、同じ27分でさらに大きな16インチのMacBook Proを0%→50%充電できてしまうのですから驚きです。
最大140ワットのUSB-Cポート1口を含め4つのUSBポートを備え、全部あわせた合計出力が最大160ワットということで、よほど大量の機器を同時の高速充電したいのでない限り、これだけあればそうそう困ることなんてないでしょう。
出力が一回り大きくなったぶん、重量は420グラムへと増加。サイズも厚さ3.5cmで7cm四方の正方形へと大きくはなりましたが、サポートする急速充電規格とバッテリーをいたわる「Thermal Guard」はNexode X 100Wと同様。出力とポート数は増加しているわけですし、持ち運ばないのならNexode X 160Wも有力な選択肢になりそうですね。
手に取りやすいNexode X 100Wと、パワーユーザー向けのNexode X 160W
サイズと出力が異なる2つのUSB充電器を紹介しましたが、日常的な使用や持ち運びやすさで万人にオススメできそうなのは、Nexode X 100Wです。必要十分よりちょっと余裕のある100ワットという絶妙なパワーとコンパクトさのバランスは、間違いなく使いやすい。
しかし、さらなる大出力を求めるパワーユーザー、あるいはオフィスの机上やベッドルームに常時固定で設置して、1台だけであらゆる機器の充電をまかないたい人の目には、Nexode X 160Wの4ポート合計最大160ワットという圧倒的パワーが、頼もしく見えることでしょう。
なんならUSB充電器は、複数台買っておいて行く先々に置いておいてもいいくらい。スマホやデジタル機器が全盛の現代、バッテリー切れの不安とはできるだけ無縁でいたいですもんね。
Source: UGREEN