適時打を放った大谷翔平

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大谷翔平が39打席ぶり適時打

 ロサンゼルス・ドジャース大谷翔平選手(29)が現地時間8日のヤンキース戦に「2番・指名打者」でフル出場。39打席ぶりの適時打を放つなど3度の得点機に絡む活躍を収めた。

 ヤンキース先発は技巧派左腕コルテス。初回の第1打席は、フルカウントから外角のカットボールにタイミングを崩され、空振り三振に倒れた。

 3回表、一死一、三塁の好機で迎えた第2打席はカウント2-2から外角ボールゾーンのフォーシームを弾き返し左前適時打。逆らわないバッティングで1点のリードを奪った。

 1点リードの6回表、先頭打者として迎えた第3打席はカウント0-2から真ん中低めのスイーパーを打ち上げ、三飛に終わった。

 2点リードの8回表、無死一塁で迎えた第4打席は3番手右腕ケンリーと対戦。カウント1-2から内角高めのフォーシームに詰まらされるも、二遊間への平凡なゴロを二塁手トーレスがファンブル。失策により出塁し、その後一死満塁のチャンスを迎えると、テオスカー・ヘルナンデスが15号グランドスラムを放ってダメ押し。リードを6点に拡大した。

 9回表の第5打席は4番手右腕サンタナと対戦。ボール球を続けて見送り、ストレートの四球で出塁。続くフレディ・フリーマンの適時二塁打で本塁へ生還した。

 この試合の大谷は4打数1安打、1打点、1四球、1三振という内容。2試合ぶりの安打、3試合ぶりの打点を記録し、今季成績は打率.311、OPS.950としている。