新馬戦を制したコートアリシアン(撮影:下野雄規)

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 8日、東京競馬場5Rで行われた新馬戦(2歳・芝1600m・8頭)は、スタート一息も中団につけて、直線で一気に突き抜けた菅原明良騎手騎乗の2番人気コートアリシアン(牝2、美浦・伊藤大士厩舎)が、2着の3番人気ベルリネッタ(牡2、美浦・矢野英一厩舎)に5馬身差をつけ優勝した。勝ちタイムは1分35秒1(良)。

 さらに3/4馬身差の3着に4番人気ヴィーデ(牡2、美浦・戸田博文厩舎)が入った。なお、1番人気グラフレナート(牡2、美浦・宮田敬介厩舎)は6着に終わった。

 勝ったコートアリシアンは、父サートゥルナーリア、母コートシャルマン、その父ハーツクライという血統。おじに2012年の安田記念を制したストロングリターンがいる。今年の新種牡馬である父サートゥルナーリアにとってもこれが産駒のJRA初勝利となった。また、鞍上の菅原明良騎手はこの勝利でJRA通算300勝を達成した。

【勝ち馬プロフィール】
◆コートアリシアン(牝2)
騎手:菅原明良
厩舎:美浦・伊藤大士
父:サートゥルナーリア
母:コートシャルマン
母の父:ハーツクライ
馬主:吉田照哉
生産者:社台ファーム

【全着順】
1着 コートアリシアン 2人気
2着 ベルリネッタ 3人気
3着 ヴィーデ 4人気
4着 レイヤードレッド 5人気
5着 ハイタイド 6人気
6着 グラフレナート 1人気
7着 イッシンフラン 7人気
8着 ハクサンリンド 8人気