COMPUTEX TAIPEI 2024 - GIGABYTEはAI開発向け製品を一挙に展開! Linux用AIソフトも独自開発
GIGABYTEはCOMPUTEX 2024の展示会場1階に巨大なブースを出展したほか、展示会場すぐ近くにプライベートブースを展開。関係者を呼び集めての独自発表を実施しました。去年と異なり同社CEOによる基調講演が大々的に実施され、新製品をハードウェアとソフトウェアの両面で発表。「GIGABYTE AI TOP」シリーズという新ブランドを展開します。
発表についてまとめると、これまでGIGABYTEが展開してきたグラフィックスカード製品の新バリアントとして、ゲーマー向けではなくAI開発者向けの製品をラインナップしていく点が特徴です。ブロワーファン採用でより高密度に、1システムでの4GPU搭載を目的としています。
COMPUTEX TAIPEI 2024 - GIGABYTEはAI開発向け製品を一挙に展開! Linux用AI開発ソフトも独自開発
これまでのゲーマー向けグラフィックスカードにおいては冷却性能と静穏性がとにかく重視されており、大規模なヒートシンクとトップフロー型の空冷クーラーが採用されていました。しかし構造上やや分厚くなりがちで、ワークステーション用マザーボードのPCIeスロットに並べるにはやや不適切。そこで薄く済む外排気型のブロワー型クーラーを採用し、1システムで複数のグラフィックスカード搭載をサポートしようという発想。
もちろんこれまでもブロワー型の製品はワークステーション向け・プロフェッショナル向けとして少数展開されていましたが、供給が少ないこともあって高価だったり、入手経路が限られていました。GIGABYTEの参入によって一般的な商流でも入手できるようになれば、開発用途での調達もより手軽になりそうです。
白くてクリーンなブロワーファン。つめて搭載しても吸気できるように配慮されています
搭載してみた様子。電源の接続も邪魔にならないよう奥からに変更されています
冷却性能の都合でNVIDIAモデルはGeForce RTX 4070 Ti SUPERまでになる模様ですが、さらに大規模なGPUメモリを要求するユーザー向けにAMD Radeon PROモデルを展開。AMD Radeon PRO W7900を選択すると単体で48GB、4枚の搭載で192GBのGPUメモリも構成可能。こちらもブロワーファンを採用しています。
LinuxならROCmも使えるためAI開発はNVIDIAだけの独壇場でもありません
また、AI開発そのものを推進するべくGIGABYTEお手製の開発ユーティリティまで登場しました。初心者からエキスパートまで対応するとのことで、各種パラメータやコマンドの入力をサポート。負荷のかかり具合から訓練完了までの予想時間まで表示でき、データを用意すればすぐに開発を行えるとアピールします。
WindowsではなくLinux向けになる模様
発表についてまとめると、これまでGIGABYTEが展開してきたグラフィックスカード製品の新バリアントとして、ゲーマー向けではなくAI開発者向けの製品をラインナップしていく点が特徴です。ブロワーファン採用でより高密度に、1システムでの4GPU搭載を目的としています。
これまでのゲーマー向けグラフィックスカードにおいては冷却性能と静穏性がとにかく重視されており、大規模なヒートシンクとトップフロー型の空冷クーラーが採用されていました。しかし構造上やや分厚くなりがちで、ワークステーション用マザーボードのPCIeスロットに並べるにはやや不適切。そこで薄く済む外排気型のブロワー型クーラーを採用し、1システムで複数のグラフィックスカード搭載をサポートしようという発想。
もちろんこれまでもブロワー型の製品はワークステーション向け・プロフェッショナル向けとして少数展開されていましたが、供給が少ないこともあって高価だったり、入手経路が限られていました。GIGABYTEの参入によって一般的な商流でも入手できるようになれば、開発用途での調達もより手軽になりそうです。
白くてクリーンなブロワーファン。つめて搭載しても吸気できるように配慮されています
搭載してみた様子。電源の接続も邪魔にならないよう奥からに変更されています
冷却性能の都合でNVIDIAモデルはGeForce RTX 4070 Ti SUPERまでになる模様ですが、さらに大規模なGPUメモリを要求するユーザー向けにAMD Radeon PROモデルを展開。AMD Radeon PRO W7900を選択すると単体で48GB、4枚の搭載で192GBのGPUメモリも構成可能。こちらもブロワーファンを採用しています。
LinuxならROCmも使えるためAI開発はNVIDIAだけの独壇場でもありません
また、AI開発そのものを推進するべくGIGABYTEお手製の開発ユーティリティまで登場しました。初心者からエキスパートまで対応するとのことで、各種パラメータやコマンドの入力をサポート。負荷のかかり具合から訓練完了までの予想時間まで表示でき、データを用意すればすぐに開発を行えるとアピールします。
WindowsではなくLinux向けになる模様