(左から)田中瞳アナ、弘中綾香アナ、日比麻音子アナ(C)日刊ゲンダイ

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 日本テレビで人気の水卜麻美アナ(37)が、6月1日付で同局で最年少の管理職に登用され話題となっている。水卜アナは、「主任」から、新設される役職「チーフスペシャリスト」となる。「スペシャリスト職」は4段階に分けられており、「チーフスペシャリスト」は上から3番目の階級だという。

「ブラタモリ」抜擢の桑子真帆アナ “金髪チャラ系”の大学時代

 局アナとしては、異例の大抜擢と言えるが、そんな中、発売中の「週刊現代」が、各局の人気女子アナがフリーになった場合の「極秘資料で見る女子アナの『お値段』」を特集している。

 記事によれば、大手広告代理店が内部資料用として作成したもので、人気女子アナ50人がフリー転身した場合のバラエティー番組1本あたりのギャラが記されている。

 それによれば、水卜アナは1本あたり「120万円」なのだが、「120万〜130万円」でトップに躍り出たのは、NHKの次世代エースと目される林田理沙アナ(34)である。

 ちなみに、林田、水卜に続く上位は、田中瞳(テレビ東京)80万〜100万円、弘中綾香(テレビ朝日)80万円、日比麻音子(TBS)80万円と続く。

■NHK出身者は引く手あまた

 目下絶好調の水卜アナを抑えた林田理沙アナ。その理由について記事では、「タモリなど大御所芸能人との絡みのうまさ」「絶対音感を持つ彼女は音楽番組のMCでもうってつけの人材」などの分析がなされているのが、まさに次世代エースの面目躍如である。女子アナ評論家の松本京也氏がこう続ける。

「近年、紅白や五輪キャスターなどの候補として、桑子真帆アナ、和久田麻由子アナに次ぐ3番手として、たびたび名前を挙げられてきた林田アナの価値は急騰しています。確かにいまNHKを退局した場合、民放キー局によるフリーアナ獲得レースの目玉になり得る存在でしょう。民放キー局出身のアナと違って、NHKの看板は他では得難いもの。美貌はもちろんのこと、キー局の映像にNHK出身アナの姿や音声が乗ることが貴重なのです。民放キー局出身アナは30代で人気のピークを迎えますが、NHK出身アナに関しては40〜50歳くらいまで価値が続くと考えられています」

 松本氏の話は続く。

「先日、自身の離婚報道もあって、誤報とはいえ、星野源との不倫騒動に巻き込まれましたが、注目度がさらに上がれば、今後1〜2年でNHKアナの勢力図も少し変わるかもしれません」

 フリーアナウンサー業界でもNHKブランドは絶大。自身の“お値段”を知った林田アナがフリー転身する日は来るのか。