スポニチ

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 ヴィクトリアマイル大波乱の余韻が残るオークス。牝馬クラシック2冠馬の誕生か、阻む馬はいるか。Vチューバー・樫桜華(かしおか)エクア=年齢非公表=が、出走する全馬について「ズバッと全頭評価」で臨戦、調教、血統から多角的にジャッジした。

1枠1番ミアネーロ 父は樫2連覇で血統の字面は東京向きも、脚さばきは急坂や小回りの方が良さそう。

1枠2番クイーンズウォーク 元々陣営もオークス向きを示唆。気性的にはピリッとしているのでもまれたくない。

2枠3番エセルフリーダ この舞台が似合うダイナアクトレス牝系。よどみない流れ向き。仕掛けどころが鍵。

2枠4番パレハ 前走5F58秒1の逃げ。ヴィントとの逃げ争いに応じればステイヤー台頭ペースも。

3枠5番コガネノソラ 上昇度がおばにあたるウインマリリンと相似。かつ配合はユーバーレーベンと同一。

3枠6番サンセットビュー 果敢に重賞に挑戦も結果は出ず。前走はスムーズさを欠いたゆえ反撃の余地はそこ。

4枠7番ステレンボッシュ 同父デアリングタクトより延長への適性も耐久度も高い配合。ペース流れれば盤石。

4枠8番ホーエリート 数字上はそう切れないがしぶとい。延長は歓迎。配合も前年3着ドゥーラと共通点。

5枠9番ラヴァンダ 父の産駒にはさばき上手が多くこの馬もイン巧者か。注文通りなら相手強化も不問。

5枠10番アドマイヤベル 結果としてオークス仕様のローテ。マイル経験のない勝ち馬は過去10年いないのが。

6枠11番ヴィントシュティレ 前半5F58秒4の大逃げで未勝利V。母は逃げて樫2着で逃げ牝系。行くしかない。

6枠12番チェルヴィニア 休み明けの桜は大外枠の不運。母が樫2着で父の産駒も樫好走歴あり延長で見直し。

7枠13番スウィープフィート シンガリから4着まで押し上げた桜に鞍上も樫の手応えを得た。祖母も桜5→樫2。

7枠14番ライトバック 桜は3着も強烈な切れ味。胴の伸びたソングラインの印象でスローの切れ勝負向き。

7枠15番サフィラ ドイツSラインは過去10年で2勝の特注牝系。順調ではないが体戻して延長で反撃。

8枠16番ショウナンマヌエラ 桜をよどみないペースにしつつ自身はブービー。延長で楽に行きたいが同型がいる。

8枠17番タガノエルピーダ 前バテに乗じた仕掛けで完勝。先行型で切れ負けしないよう自分から仕掛けてこそ。

8枠18番ランスオブクイーン 強いて言えばナナヨーウイング感。昔の樫は時折マニアックな父の産駒が激走した。