現金50万円の架空料金請求詐欺を未然防止 銀行員の男女2人がとっさの判断 大分
架空料金を請求する特殊詐欺被害を防いだとして、大分県豊後大野市の銀行員2人に警察から感謝状が贈られました。
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豊後大野警察署から感謝状が贈られたのは大分銀行緒方支店に勤務する平岡由紀さん(59)と、玉野哲之さん(49)です。
4月、銀行を訪れた50代の女性が、ATMで現金50万円を振り込もうとしていました。しかし、口座は凍結されていて、2人がそのことを伝えると女性が更に別の口座に振り込もうとしたため、詐欺を疑って警察に通報し被害を防ぎました。
(平岡由紀さん)「1人の方の被害を防ぐことができてうれしく思いますし、良かったと思う」
(玉野哲之さん)「高額な出金などがあれば注意意識を高く持って、少しでも被害が防げるように今後も取り組んでいきたい」
県内では今年に入り7日までに55件の特殊詐欺が発生していて、このうち41件が架空料金を請求する手口ということです。