Microsoft、1月の更新プログラムエラーは修正せず - 手動の解決策公開
Microsoftは4月30日(米国時間)、「Windows Server 2022|Microsoft Learn」において、「2024年1月の回復環境更新プログラム(KB5034439)」のインストール時にエラー「0x80070643」が発生する不具合の修正パッチを提供しないと発表した。代わりの解決策として、手動による修正手順を公開している。
Windows Server 2022|Microsoft Learn
○更新プログラム不具合の原因
2024年1月の回復環境更新プログラムのインストールに失敗する原因は、Windows回復環境(WinRE)パーティションの空き領域が不足しているためとされる。必要な空き領域は250MBであり、不足する場合は手動で確保する必要がある。
なお、デバイスにWindows回復環境が構成されているか否かは、次の手順で確認できる。回復環境が構成されていない場合、この不具合の影響は受けない。
管理者としてコマンドプロンプト(cmd.exe)を開く
「reagentc /info」を実行する。Windows回復環境が構成されている場合は「Windows RE status:」の値が「Enabled」と表示される。構成されていない場合は「Disabled」と表示される
○手動による修正方法
MicrosoftはWindows回復環境のパーティションサイズを変更する方法として次の2つのガイダンスを提示している。
コードスクリプトを使用してパーティションサイズを変更する(参考:「Add an update to Windows RE | Microsoft Learn」)
KB5028997: WinRE 更新プログラムをインストールするためにパーティションのサイズを手動で変更する手順
いずれかの手順を完了すると、更新プログラムを正常にインストールできるようになる。なお、この作業は失敗するとすべてのデータを失う可能性があるため、作業前にディスク全体のバックアップを取ることが推奨されている。
Windows Server 2022|Microsoft Learn
2024年1月の回復環境更新プログラムのインストールに失敗する原因は、Windows回復環境(WinRE)パーティションの空き領域が不足しているためとされる。必要な空き領域は250MBであり、不足する場合は手動で確保する必要がある。
なお、デバイスにWindows回復環境が構成されているか否かは、次の手順で確認できる。回復環境が構成されていない場合、この不具合の影響は受けない。
管理者としてコマンドプロンプト(cmd.exe)を開く
「reagentc /info」を実行する。Windows回復環境が構成されている場合は「Windows RE status:」の値が「Enabled」と表示される。構成されていない場合は「Disabled」と表示される
○手動による修正方法
MicrosoftはWindows回復環境のパーティションサイズを変更する方法として次の2つのガイダンスを提示している。
コードスクリプトを使用してパーティションサイズを変更する(参考:「Add an update to Windows RE | Microsoft Learn」)
KB5028997: WinRE 更新プログラムをインストールするためにパーティションのサイズを手動で変更する手順
いずれかの手順を完了すると、更新プログラムを正常にインストールできるようになる。なお、この作業は失敗するとすべてのデータを失う可能性があるため、作業前にディスク全体のバックアップを取ることが推奨されている。