複数の数式列を生成するCopilot機能を搭載した最新版Excel
Microsoftは現地時間2024年4月30日、Microsoft Excel(以下、Windows版Excel)およびExcel for the web(以下、Web版Excel)の更新を公式ブログで報告した。いずれもMicrosoft Copilot(以下、Copilot)を用いて複数の数式列(配列数式)の作成やテーブルデータ抽出機能、Copilotの呼び出し方法変更やコピー&ペーストの改良などが加わっている。
XLOOKUPやSUMIFなどの複雑な数式から、複数テーブルをまとめた数式列を作成できるという(以下、公式ブログより)
一つのプロンプトから複数の数式列を生成するCopilot機能だが、たとえば「姓」「名」を個別の列に抽出し、XLOOKUPやSUMIFなどの関数と組み合わせて複数テーブルを参照し、データを抽出できる。データクレンジングやデータ分析に役立つ。Microsoft ExcelのCopilot機能はMicrosoftロードマップの391637と391638で定義されているが、macOS版も同種の機能が利用可能になるだろう。
Web版Excelのコピー&ペースト機能
Web版Excelはコピー&ペースト操作時の動作を変更した。具体的には直感的なドラッグ&ドロップや、ドラッグ後のデータ入力、コンテキストメニューや貼り付けオプション経由の貼り付け操作を選択できる。また、作成したシートビューの共有機能も加わった。Windows版Excelで使用するCopilot in Excelはマイク(音声)によるプロンプトに対応し、セルの内容に合わせてプロンプトを提案する。なお、Microsoft 365 Insider参加者向けにはインクからテキストへ変換するペンが加わった。
Windows版Excelのプロンプト提案機能
一つのプロンプトから複数の数式列を生成するCopilot機能だが、たとえば「姓」「名」を個別の列に抽出し、XLOOKUPやSUMIFなどの関数と組み合わせて複数テーブルを参照し、データを抽出できる。データクレンジングやデータ分析に役立つ。Microsoft ExcelのCopilot機能はMicrosoftロードマップの391637と391638で定義されているが、macOS版も同種の機能が利用可能になるだろう。
Web版Excelのコピー&ペースト機能
Web版Excelはコピー&ペースト操作時の動作を変更した。具体的には直感的なドラッグ&ドロップや、ドラッグ後のデータ入力、コンテキストメニューや貼り付けオプション経由の貼り付け操作を選択できる。また、作成したシートビューの共有機能も加わった。Windows版Excelで使用するCopilot in Excelはマイク(音声)によるプロンプトに対応し、セルの内容に合わせてプロンプトを提案する。なお、Microsoft 365 Insider参加者向けにはインクからテキストへ変換するペンが加わった。
Windows版Excelのプロンプト提案機能